“がんであることを、誰に、どこまで伝えればいいか”問題 ~第159回 がんサロン~

その他

氷点下0.1度の朝

窓を開けると、
ひんやりとした風が頬を撫でる

先日の黄砂も去り、
雨も雪も上がった空は爽やかだ

2023/04/19 朝

環水平アークまで観られた朝

2023/04/19 環水平アーク

なんとも気持ちの上がる、
一日のはじまりである

そんな今日は、
月に1度のがんサロンの日

体調よく出かけられるのは久し振りだ

いつも通る公園は...

2023/04/19 がんサロン ①

なんだか寒々しい

2023/04/19 がんサロン ②

まだ春が遠い色をしている

今日のサロンは、
久し振りに参加者が多かった

2023/04/19 がんサロン ③

コロナが広がってから、
こんなに集まるのは初めてだ

中身も濃く、
がんサロンらしい濃密な時間だった

特にいろいろと考えさせられたのは、

『がんのことを“どこまで”話すか』

その“どこまで”は、
人であり内容でもある

たとえば、会社や友人
 
誰まで伝えるべきか、
病気のどこまで話すべきか

その線引きが難しい

「誰にも言わないで」とお願いしても、
自分の知らないところで
噂が広がっていることもある

「あの人は知っているのに、
 私は知らなかった」ということもある

話をしたところで、
「ステージは?」と聞かれるのも嫌だ

がんはなにかと
“ステージ”がついて回るもの

“ステージ”がひとに与える想像力は、
きっと私たちが思うより大きい

あとは、子ども

子どもの年齢もある

家庭環境にもよるだろう

どのように伝えればいいのか、
また伝えないほうがいいのか

手術のための入院もある

たとえば抗がん剤治療がはじまると、
体調が悪くなって寝込むこともある

髪の毛も抜けて、
外見に変化も現れる

そんな親の姿を見ている子どもが
なにも感じないわけがない

“がん”と知らされた子どもが
その病を
どこまで受け止めることができるか...

今、学校では、
『がんの授業』がはじまっている

“がん=死”の払拭は、
そんな子どもたちに必要なことなのだと思う

そして、万が一がんになってしまった場合、
家族も一緒に闘っていくことも

もちろん、
できる限りの予防はなにより大切だ

帰り道

夕方の街の向こうに、
くっきりと光芒――

2023/04/19 光 芒

すてきな一日の終わりとなった

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Source: りかこの乳がん体験記

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