具体的に言うと、自転車、バイク、クルマなど、乗り物を使うスポーツの天才児たちである。彼らはそれらのスポーツにおいて、ある種の天賦の才を見出されると(家庭環境さえ許せば)徹底した英才教育を受けることになる。
つまり、自転車やバイクやクルマにばかり乗ることになるのである。仮にそのまま成長して一流選手にでもなってしまえば、他の平均的な人に比べて遙かに骨への衝撃負荷が少ない生活をおくることになるのである。
とは言え、一流選手である。彼らがまとっているのはそれこそ一流の筋肉である。自転車競技にしろバイクレースにしろ、その筋肉を駆使して加重し抜重しギリギリのバランスでタイムを削って行く極限のスポーツである。その選手の骨・腱・靭帯・筋肉の組み合わせが悪いとは誰も想像していなかったに違いない。
ところがそういった選手たちの身体において骨だけが極端に脆いというデータが次々と発表され始めたのである。
中には一流の自転車選手でありながら骨量(骨密度)が80歳の老人程度しかないという衝撃的な症例もあった。彼らが日々繰り広げている激しいレースのことを思えば本当に嘘のようなデータである。
空手とかで杉板割りや瓦割り、そしてバット折りとか、、
日頃から当てる練習しているからこそ骨密度高く怪我をしない。
振動や衝撃は骨芽細胞の活動を増やす。
貧乏ゆすりも骨に振動を与えるので膝関節症に良い。
掌でカップを作り膝周りをパンパン叩くのも方法です。
で、、
トレーニングとしては、、
ランニングやジャンプ。
アメリカ・ミズーリ大学のパメラ・ヒントン博士は、健康維持のために週に6時間以上ランニングあるいは自転車にのっている20~50代の男性の骨量を調査しました。すると骨量が少ない、いわゆる「骨粗しょう症予備群」とされる人の割合が、ランニングをしている人では全体の19%だったのに対し、自転車に乗っている人では63%にものぼりました。もちろん、何も運動していない人たちより、自転車に乗って健康維持を心がけている人たちのほうが骨量は高いのですが、それでもなぜランニングに比べて自転車に乗っている人の方が骨量不足の人が多かったのでしょうか?ヒントン博士は「自転車に乗っているだけでは、骨量を増やすために必要な”衝撃”が骨に伝わらないから」と説明しています。自転車は心肺機能を高め、メタボリック・シンドロームの予防にも優れた運動ですが、骨量を増やすという点ではプラスになっていないというのです。
ヒントン博士によると、骨を増やす”骨活”のためには、「自転車」や「水泳」よりも、骨に十分な荷重や衝撃がかかる「ウオーキング」や「ジョギング」がお勧めとのこと。ただし、高齢者で膝の弱い方などは無理せず「水中ウオーキング」や「ヨガ」「ストレッチ」も”骨活”として効果的だそうです。
骨を作る「骨芽細胞」には、もうひとつ大切な役割があることがわかってきました。実は、脳や筋肉、男性の生殖器など、体全体のさまざまな臓器の機能を若く保ったり、免疫力を上げるために欠かせない大事なホルモンを、骨芽細胞が出しています。
積極的に体を動かし、衝撃を骨に伝えて骨芽細胞を増やすと、骨が丈夫になるだけでなく、記憶力アップや免疫力アップという嬉しい効果もあると期待されているのです。
ヒントン博士の研究では、「骨粗しょう症予備群」の男性たちに「ジャンプ運動」を続けてもらったところ、「骨をつくるのはやめよう」というメッセージを伝えてしまう物質・スクレロスチンの値が下がり、骨量が増えたという結果が出ています。
ヒントン博士が行っている「ジャンプ運動」。週3回30分ジャンプを行うと骨量が増えるという。
両足垂直ジャンプを30分、それを週三回で
「骨をつくるのはやめよう」というメッセージを伝えてしまう物質・スクレロスチンの値が下がり、骨量が増えたという
ことです。
硬い床でジャンプする。
それが良いですね。
タップダンスエクササイズあれば面白いかと、、、
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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