【最高の投資環境】オルカンの信託報酬0.05775%、VTより低いのは奇跡です。

内科医

 

おはようございます。

弊ブログイチオシの投資信託はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。

通称「オルカン」ですが、今現在の信託報酬が0.05775%という信じられない低コストになっています。

本家VTも歴史ある大変優れた商品だと思いますが、そのVTの経費率でも0.07%であり、オルカンには及びません。

オルカンに気軽に投資できる日本人投資家は、世界の中でもめちゃくちゃ恵まれた投資環境にあると思います。

 

【日本人で良かった】オルカンの信託報酬0.05775%。VTより低いのは奇跡です。

 

1. オルカンとVTの比較

地球株ポートフォリオを構築されているURTKさんが、XでオルカンとVTについて分かりやすくまとめていました。

 

 

オルカンとVTの比較ですが、

・VTは小型株までより広く分散されており、世界全体の株式時価総額の98%をカバー

・オルカンは大型〜中型株が中心で、世界株式時価総額の85%をカバー

など細かい違いはあります。

とはいえ、両者は8割以上かぶっており、そのパフォーマンスが近似するのは言うまでもありません。

両者のコスト差がなくなった今、コスト以外の点でどちらに投資するか選ぶ必要があります。

 

2. これから投資を始める方は「オルカン」を選んだほうがメリットが多大

オルカンもVTも優れた金融商品であることに間違いありません。

しかし、これから投資を始める方はVTを積極的に選ぶ理由はなく、オルカンを選んだほうがメリットが多いでしょう。

 

その理由として、

1) オルカンはドル転の手間やコストがなく、日本円で最低100円から投資可能

2) VTは1株90ドル以上するため、最低でも1万円以上の投資となり、少額積立は不可能

3) オルカンは分配金がファンド内で再投資されるため効率が良い

4) 新NISAの「つみたて投資枠」にも対応しており、新NISAとの相性がよい

などがあげられます。

 

これらのメリットを考えますと、「VTを選んで後から後悔」はありそうですが、「オルカンを選んで後悔」は考えにくいです。

 

3. コスト差がなければ基本的に米国ETFよりも投資信託が便利

昔は投資信託とETFの間に大きなコスト差があったため、多少の手間をかけてもETFに投資することでコストを削減することができました。

近年ではeMAXIS Slimシリーズなどの登場により、投資信託とETFのコスト差は微々たるものになっています。

よって、同じ指数(インデックス)、もしくは似た指数に連動する商品であれば、ETFよりも投資信託を選んだほうがよいでしょう。

 

逆に、ETFに投資したほうがよいケースとしては、

1) 税効率が下がっても定期的に分配金を受け取りたい

2) 投資信託では選択できない国や指数、セクターETFに投資した

といったケースが考えられます。

最終的には自分の理想に近いほうを選べばOKですね。

 

まとめ

オルカンの信託報酬が0.05775%という信じられない低コストになりました。

このような優れた商品に気軽に投資できる日本人はめちゃくちゃラッキーだと思います。

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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