おはようございます。
株式投資で得た利益に関しては、100%再投資に回すのが鉄則です。
これまでの長期にわたるデータから、投資で得た利益を再投資に回すか否かで、30年〜40年後のリターンに数倍以上の差がつくことが明らかになっています。
もちろん、50代〜60代以降で資産取り崩し期に入っている方には当てはまりません。
必要以上にお金を貯め込んでも仕方がないので、どんどん使っていくのがよいでしょう。
しかし、これから資産形成を進めていく20代〜30代の方であれば、「株の利益はすべて再投資する!」という鉄の意志が必要です。
【複利効果の最大化】株式投資で得た利益は100%再投資に回そう!
1. 資産形成期は株式投資で得た利益の100%を再投資するのが原則
20代〜30代の資産形成期の人は、株式投資で得た利益は100%すべて再投資するのが鉄則です。
「株で儲けたからちょっと贅沢しよう」という気持ちは分かりますが、当面の間は排除しましょう。
これまでの長期にわたるデータから、投資で得た利益を再投資したケースとそうでないケースでは、30年後〜40年後のリターンに数倍以上の差がつくことが証明されています。
投資における複利の効果は晩年になってから目立ってくるため、特に初期の頃にコツコツと再投資したかどうかが決定的な差になるわけです。
2. 株の利益を消費に使うのは資産形成のゴールが見えてから
株の利益を消費に使うのは、資産形成のゴールが見えてからにしましょう。
私の大好きな『DIE WITH ZERO』で紹介されている通り、お金をどれだけ貯め込んでも天国まで持っていけるわけではありません。
よって、どこかのタイミングでこれまで貯めてきた資産を取り崩してお金を有意義に使う決断が必要です。
しかし、それを投資を始めたばかりの早いタイミングからやってしまうと、将来のリターンに大きな差が生まれます。
資産形成が遅々として進まず、老後になってもお金の悩みから解放されません。
3. 「複利効果の最大化」こそ資産形成で勝つための鉄則
人間の寿命には限りがあります。
150歳や200歳まで生きられるわけではないため、複利の効果を最大限に活かすためには、できるだけ若いうちに投資を始めることが重要です。
「投資はお金持ちに有利なゲーム」と言われますが、残念ながらその通りです。
相続などではじめからまとまった金額の種銭がある方は、RPGで言えば「強くてニューゲーム」状態で開始しているのと同じだからです。
とはいえ、お金持ちを羨んでいても目の前の状況は変わらないため、一般人は誰にでもできる方法を考える必要があります。
その1つが、「株で得た利益を絶対に他のことに使わず、株の再投資に使う」というルールです。
若いうちに雪だるまの芯を大きく育てることができれば、途中からはあまり苦労せずとも資産が増えていきます。
それが実感できる時期まではとにかく再投資を優先しましょう。
まとめ
株式投資で得た利益は100%再投資ようにしましょう。
再投資の有無で30年〜40年後のリターンに信じられない差が生まれます。
複利の効果は偉大ですね。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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