奈良 平等寺【すべては自分こそ】

その他
奈良県桜井市の「大神(おおみわ)神社」への参拝に続き、曹洞宗「平等寺」もお参りいたしました。

聖徳太子の開基とされる古刹です。

鎌倉末期から明治時代までは三輪明神の別当寺でもあり、大神神社と並び大変由緒あるお寺です。

山門をくぐると突き当り奥に不動堂が祀られ、その手前の左側に本堂(坐禅堂)がございます。

御本尊は、聖徳太子の自作と伝えられる“十一面観世音菩薩”です。

境内はよく手入れされ、樹木と境内の建立物との兼ね合いが見事です。

大神神社への参拝の際には、当寺へも足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

本日は、御本尊の十一面観世御菩薩より賜った御言葉をお伝えいたします。

Rinokia

***

「この世には、人を救い上げる存在もあれば、一方で、人を奈落(ならく)の底へと尽き落とす存在もあります。

混沌とした時世においては、何が良いのか(悪いのか)、あるいは誰が良いのか(悪いのか)、判別(判断)は一層付け難いものです。

しかしながら、今一度考えていただきたいのは、得てして人は、自らが“救われよう”とする点です。

何かに“縋(すが)る”と、言い換えることもできます。

能動とは程遠いその心(心構え)は、何かに、あるいは誰かに依存するがゆえ、悉(ことごと)く影響を及ぼされることになります。

あたかも、自分の人生でありながら自分のものではない、いわば、“他人の人生による自分の有り様”でもあるかのようです。

ですが、今一度、問うことです。

何のための人生か、誰のための人生かを。

そして、自分はこの世で“何をしたいのか”、そして、“どのように生きたいのか”を。

けして利己的な意(意味)ではなく、すべては自分本位、すなわち自らの姿なのです。

何が、誰が、と日ごと惑う(迷う)その前に、自らが何を、どのように、この世(の人々)に成していきたいか、それを絶えず問い続ける日々でありなさい。」

以上

***

※応援して下さる方は、下の2箇所のクリックをしていただけますと、大変励みになります。

精神世界ランキング
人気ブログランキング

※ご質問はコメント欄へお寄せください。
内容を拝見し、お答えが可能なものに関しては、順次ブログにて回答を掲載させていただきます。
***

Source: 神々からのメッセージ

コメント

タイトルとURLをコピーしました