≪私の記録 304≫ 治療中止を考えている最中の、主治医との遭遇 / 家庭内サバイバル

    2010年11月1日(月)

暑かった夏も過ぎ...

早くも、今年も残すところ、
あと2か月か...

これから身も心も寒~い、長い冬だ

きのうショッピングセンター
主治医に会った

以前はよく会っていたが、
今回は実に2月以来

かなり久し振りだ

先日、預金残高を見て、
その激減振りに愕然とし、

「もう治療も検査もできないな」

と、
病院へ行こうか迷っているところだった

そんな中での主治医との遭遇は、
「病院に行け」と
云われているような気がした

まぁ、
なんだかんだ云っても私のことだから
きっと真面目に病院へは行くのだろうな

ショッピングセンターでは
食料品売り場の前で物産展をやっていた

物産展では
宇都宮餃子や宮崎の焼きそばなどが
売られていた

「先生、餃子買ってる」

一緒に行っていた彼がそう云ったが、
何の、どこに先生かわからず、
振り返ってみた

すると、焼きそばのブースで
主治医がなにか買おうとしていた

「あ、先生だ」

私はつかつかと先生のもとへ歩み寄り、

「先生、買うの?」

と云った

驚かせるつもりだった

が、主治医は驚きもせず、
こっちを見ることもなく、普通に、

「そうそう」

と云うだけ

『な~んだ、驚かないのか...』

と、ちょっとがっかりしていると、
彼が、

「さっき、先生とすれ違ったんだよ。
 りか、気づかなかったの?
 先生はりかに気づいてたよ」

と、云われる

なんだ、そうだったのか...

それにしても、いいなぁ、宇都宮餃子

一度食べてみたいけど、
こういうのって、
おいしいのかどうか不安

しかもちょっとお高いし...

    2010年11月6日(土)

10月22日以来、15日間変わらず、
“家庭内サバイバル”が続いている

なるべく親と顔を合わせない生活

そして、
なるべく自分で食べ物を買って
部屋で食べる生活だ

私はあの一件――

両親に、
「出ていけ!!」と云われたあの一件で、

“これで本当に親に捨てられた”

という意識を持つようになった

二度と口を利くつもりはない

親が入院しても、
たとえ死んだとしても、
私は知らない

今はこの家にいるけれど、
縁を切られたのも同然だと思っている

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Source: りかこの乳がん体験記

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