痛し痒しの体重増加。

その他

「痩せすぎだから、もっと太りな」

...と、言われるようになって久しい

ここまで痩せたのは、
乳がんの治療をはじめてから

  何度か記述しているため、
  詳細は割愛

まぁ、治療の副作用で
食欲が落ちたのが一番の原因と思われる

  ※「ホルモン療法は太る」と言われているが、
   痩せるひともいることは
   意外と知られていない

  ☆以下、体重の変遷

2024/05/07 体重の変遷

こう見ると、
この3~4年の体重減少が特に顕著

そして、2023年6月以降、
徐々に増えてきた体重

今では40㎏台に乗ることも...

さらにこの1か月は、
40㎏になるほうが多くなってしまった

大体500gは増えたことになる

この“500g”

普通に考えれば、
たかが500gかもしれない

が、身体の小さい私にとっては、
“されど500g”

今のうちに落とさなければ
大変なことになる

...とは言っても、まだ40㎏

「余裕」と言いたいところなのだが――

この数年言われるようになった、
『痩せすぎもよくない』

それは健康にも、がんにも

看護師さんにも、
「もっと太りな」と言われる

看護師さんならまだいい

友だちに言われると、

「がん経験者にそんなこと言う?」

と、歪んだ気持ちになってしまうのだ

「こっちは治療で
 つらい思いをしてきたのに...。
 がん患者に“痩せてる”って、
 がんが進行しているようで失礼だよ」

と...

がん仲間のあいだでは、絶対に、

「痩せた?」

とは口にしない

それはみんな、
がんがどんな病気か知っているから

  いや、そもそも、
  「りかちゃん、痩せているんだから
   もっと食べて太りな」と
  会うたびに言ってくる前出の友だち

  その人もがん経験者なのに

...が、私には、
体重を増やせない理由もある

そう、股関節の病気だ

昨年7月に判明した、臼蓋形成不全

そこからすでに、
変形性股関節症に進行していた

変形性股関節症は治ることはなく、
進行していくだけの病気

その進行を少しでも遅らせるため、

  ○重いものを持たないように
  ○長距離を歩かないように

そして、

  ○体重を増やさないように

と、医師から言われている

要するに、
“股関節に負担をかけないように”
ということのようだ

医師が言うには、
私の発症は遅いらしい(年齢的に)

通常は、もっと早くに症状が出るのだとか

「痩せているからかもね」

と、言われたが、
本当にそうなら
このまま進行を遅らせていきたい

...が、最近、よく食べるのだ

とにかくおいしいのだ

その結果がこの体重増...

健康をとるか、
股関節をとるか――

悩ましいところだが、
やはり股関節の進行は嫌だな...

痛いのは嫌だ

歩くのが不自由になるのも嫌だ

やっぱり体重管理、しっかりしよう

一生、自分の股関節で歩きたいから

   ・目の手術
   ・虫垂炎
   ・子宮核出術
   ・外科的生検(乳房)
   ・乳がん手術

  ...と、たくさん切ってきたな

  手術はもう嫌だ...

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Source: りかこの乳がん体験記

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