おはようございます。
エヌビディア(NVIDIA)株が先日の決算も無事にクリアし、6月7日は株式10分割を発表しており絶好調です。
実際、5年前にNVDAを購入して保有し続けるだけで、資産は30倍以上になりました。
エヌビディア( $NVDA )を5年前に買って保有し続ければ資産が30倍になったんですね。
こういうのを見ると株式投資には夢があるなと思います。私はノンホルですが、5年前に100万円くらい買って放置してましたっていう人はけっこういるんですかね? pic.twitter.com/qT0dc2jhTW
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) June 4, 2024
もちろん、その5年の間には今のように株価が絶好調な時期もあれば、2022年のように60%〜70%大暴落した時期もあります。
その間余計な売買をせずにホールドし続けるのは意外に難しいのですが、長期保有するだけで資産30倍というのは夢がある話ですね。
エヌビディア(NVDA)ノンホルダーでも、eMAXIS Slim オルカンの3.7%、S&P500の6%、NASDAQ100の7.5%はNVIDIAです!インデックス投資でも「一生一緒にエヌビディア」は可能
エヌビディア(NVDA)の株価は過去5年間で30倍以上に
NVIDIAの株価は5年前には30ドル台でしたが、現在では1100台に到達しています。
以下のチャートのとおり、過去5年のリターンは+3061%と他のグロース株と比較しても別次元に到達しています。
5年前の段階で、「エヌビディア」の事業内容の詳細は分からないという人でも、「エヌビディア」という社名自体は聞いたことがある人が多かったのではないでしょうか。
小型のお宝銘柄を開発しなくても、世界有数の大型株を長期保有するだけで5年で30倍というのは日本株では記憶になく、本当に夢のある話だと思います。
オルカンやS&P500、NASDAQ100保有者もエヌビディアに間接投資している
新NISAでeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資している人は多いと思います。
オルカンのベンチマークであるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)の中にも当然エヌビディアが含まれています。
現時点では、エヌビディアの保有割合は約3.7%となっていますね。
S&P500の場合、米国大型株500社に限定されますので、オルカンよりもNVIDIAへの投資割合は高くなり、6.1%を占めています。
S&P500の上位10銘柄を見ていると、好調な米国株を牽引してきたのはマイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾン、グーグルなどのメガテックであることを改めて思い知らされますね。
NASDAQ100の場合、情報技術セクターへの投資割合が高いこともあり、NVIDIAの割合も7.56%と更に高くなります。
Meta(旧Facebook)の復活、Teslaの不調なども目立ちますね。
エヌビディア株買うのは怖いけど、半導体に興味ある方はSMHを検討
上で解説したとおり、2023年〜2024年にかけてエヌビディア株が急騰したことを受け、主要な指数(インデックス)の中のエヌビディアの保有割合は急速に高まっています。
長期投資の肝は「分散投資」にありますので、一般的にはS&P500の約6%、NASDAQ100の約7.5%でも十分にエヌビディアを保有していると思います。
それでも物足りない方、半導体市場の成長性に投資したいけれど今からエヌビディアの個別株を買うのは怖いという方は、SMHという半導体ETFはいかがでしょうか?
以前に解説したとおり、SMHは半導体関連25銘柄に分散投資できるETFです。
経費率は0.35%と若干高めですが、過去5年のリターンは+367%と、S&P500やNASDAQ100も遠く及ばない圧倒的なものになっています。
ETFとは言えたった25銘柄なので、1銘柄あたりの投資比率は高く、投資比率ナンバーワンのNVIDIAの割合はなんと23%を超えています。
エヌビディア以外も、TSMやAVGO(ブロードコム)、AMD、ASMLやAMATなど半導体製造販売に欠かせない有名企業ばかりです。
SMH – VanEck Semiconductor ETF | Holdings & Performance | VanEck
半導体市場には約4年に1回のペースで好況と不況を繰り返す「シリコンサイクル」がありますので、
SMHへの投資は半導体市況の影響をモロに受ける点には注意が必要ですが、長期的な半導体市場の成長を信じられる人にはよい銘柄だと思います。
まとめ
エヌビディア株が急騰していますが、オルカンやS&P500、NASDAQ100の中にもエヌビディアは含まれています。
分散投資の重要性を考えると、大半の方はS&P500やNASDAQ100で十分かと思います。
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インデックス投資で重要なのは「何を買うか」ではなく、「ポートフォリオ全体の何割買うか」です。
インデックス投資は10年目を超えてから急速に投資成果が実感できるようになります。
オルカンやS&P500は短期〜中期でのFIRE狙いには不敵です。
老後に向けた資産形成には最適だと思います。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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