おはようございます。
2024年はエヌビディアの株価急騰もあり、半導体関連株が盛り上がっています。
気がつけば、S&P500のうち約6%はエヌビディア株になっており、S&P500に集中投資している投資家は相当なエヌビディアホルダーになってしまいました。
エヌビディア( $NVDA )ノンホルで悔しかったり焦ったりしている方もいるかもしれませんが、
S&P500を保有していれば6%はエヌビディアなので問題なしです。S&P500大量に仕込んでいる人なら、ちょっとしたNVDAホルダーよりたくさん持ってるのでは?https://t.co/dcGcOdsH2q
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) June 5, 2024
しかし、エヌビディアがS&P500の約6%を占めるようになったのは株価が急騰した後の話です。
これから株価が急騰するというタイミングでは構成比率が1%未満と低く、NVIDIAの個別株ホルダーのような株価急騰によるお祭り気分を味わえないのは残念ですね。
S&P500に集中投資しているインデックス投資家はエヌビディアも6%保有。NVIDIAホルダーが味わえる株価急騰のお祭り気分はないけれど。
S&P500にガチで投資しているインデックス投資家は相当なエヌビディアホルダー
S&P500に本気で集中投資している投資家の方は、今では相当なエヌビディアホルダーになっています。
現時点で、S&P500の約6%はエヌビディア株なので、仮に1億円分S&P500を保有していれば600万円はNVIDIAということですね。
世の中にエヌビディアの個別株を保有している人はたくさんいますが、600万円分保有している人はごく少数だと思います。
長期投資における分散投資の重要性を考えると、大半の方はエヌビディアが含まれるS&P500やNASDAQ100などの指数への投資で満足しておくべきですね。
必ずしも何百もの銘柄に分散投資する必要はありませんが、最低でも10〜15銘柄は保有することで、ポートフォリオ全体のリスクが抑えられることが知られています(下図参照)。
株価が急騰する時のお祭り気分が味わえるのはNVIDIA個別株ならでは
たとえ保有株数や金額が少なくても、株価が急騰する時のお祭り気分を味わえるのは個別株ならではですね。
今でこそS&P500の約6%はエヌビディアが占めていますが、株価が急騰する前は1%未満に過ぎませんでした。
元々の構成比率が1%未満だと、そこから株価が急騰したとしてもその恩恵をフルには受けられません。
株価急騰のお祭り気分を味わうには、たとえ少額でもよいので、将来性が高いと考えられる銘柄を早めに購入し、ゆっくりと寝かせておくしかありません。
超ハイリスク銘柄をちょっとだけ保有してみるのは面白い戦略
エヌビディア株が急騰すると、
「5年前に買っておけばよかった!」
「昔保有していたのに株価が少し上がった時点で利確してしまった!」
といった意見を目にする機会が増えます。
実際には、エヌビディアのように将来性は高いけれど、ボラティリティも非常に高い銘柄を長期保有するのは簡単ではありません。
株価が急騰するタイミングはいつ訪れるかわからず、エヌビディアと同様に将来有望とされながら、花咲くことなく散っていく銘柄も多いからです。
世の中に無数にある「将来有望」な銘柄の中から、本物のお宝株を見つけ出し、さらに株価が急騰するタイミングまで長期保有するのは相当な忍耐力が必要です。
一般の方が、これら超ハイリスク銘柄に大胆に投資するのは失敗の確率が高いです。
投資戦略に取り入れるとするなら、全資産の1%〜2%程度の少額で、将来有望と考えられる銘柄をいくつか仕込み、5年〜10年寝かせておく方法がよいでしょう。
仮にその銘柄が倒産、上場廃止になったとしても失うお金は全資産の1〜2%で済みますし、
逆に10倍株になればポートフォリオ全体の10%〜20%のポジションになるのでそれなりのインパクトがあるからです。
まとめ
S&P500に集中投資している投資家はすでに相当なエヌビディアホルダーになっています。
一方で、株価が急騰する時のお祭り気分を味わうのはS&P500などの指数への投資では難しいですね。
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株高と円安で外国株に新規参入しづらくなっていますが、ドルコスト平均法による毎月積立ならいつ始めてもOKです。
エヌビディアの急騰で半導体株に注目が集まっています。
国内の投資信託ではSOX指数連動商品がよいですね。
インデックス投資で利益を得るためには、余計な売買をせずに市場に居続けることが重要です。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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