この17年の、乳がん治療の進歩。

乳がんの手術を受けてから、
まもなく17年と6か月

この17年、がん治療は進歩した

乳がん治療に関しても
それは実感している

一番近いところでは、
昨年12月に乳がんで保険適用となった、
“ラジオ波焼灼療法”

  ☆関連記事は下記へ

ほかに、

 ○センチネルリンパ節生検の
  保険適用(2010年)
 ○ホルモン剤の後発品が増えた
 ○ホルモン剤先発品の薬価が安くなった
 ○化学療法の副作用への対処が増えた
  (吐き気止めの進歩など)
 ○骨転移の新薬の開発
 ○乳がんに使える化学療法が増えた
 ○分子標的薬の進歩
 ○乳房再建の保険適用(一部)
 
...など、手術や治療に関してのもの

そして社会的には、

 ○乳がん入浴着が増えた
 ○入浴着着用で入れる入浴施設が増えた
 ○リンパ浮腫外来が増えた
 ○がんでも仕事ができるようになった
  (社会の理解)
 ○治療を続けながら働けるようになった
  (社会の理解・治療の進歩)

さらには、

 ○ウィッグが豊富になった
 ○美容院の理解
 ○人工乳房の進化
 ○爪のお洒落や化粧で気分転換

...と、
とにかくアピアランスケアの充実が大きい

近年思うのは、
本当にがん患者に優しい世の中になったと思う

  これが一番感じること

  それでもまだまだ、
  生きづらいことも多いが...

なんと言っても、
『日本人の2人に1人』ががんになる時代

この数字、
きっとどんどん増えていくと思われる
(現時点で、“1.8人に1人”くらいに
 なっているような気がする)

誰がなってもおかしくない

がん患者への偏見は、
もう時代じゃない

そしてこの数年、
二言目に聞かれるのは、
“遺伝子”という言葉

がんはこれから
遺伝子レベルでの治療や検査に
なっていくのだろう

それぞれの患者に合ったがん治療――

副作用がなければ
こんなにいいことはないが...

そしてなにより、
この17年で生存率が上がった

残念ながら、
検診率はそれほど上がっていないが...

  それでも早期発見が増えたこと、
  そして医療の進歩もあるのだろう

が、悲しいことに、
年々乳がん罹患率が上がっている

若年化も進んでいる

大切な命を守るためには、やはり
『早期発見・早期治療』が
なにより大切だと感じる

がんになって思った

生きることは、
命があるだけでは駄目だということ

夢を叶えるために、
好きなことを続けていくために、

人生を楽しむことが大切だと...

それは、がんになっても
充実した人生を送ること

それは『早期発見・早期治療』で
救える命、
諦めずに叶えられる夢がある

大切ななにかを失わないために

大切な命を守るために――

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 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 
Source: りかこの乳がん体験記

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