在宅医療の基本的な報酬の仕組みは、出来高払いだ。
訪問の回数を増やせば増やすほど、実は儲かる仕組み。
医療で儲けるって発想は、本当に良くないのだが。
この国の医療は、国家の保証があるようで、ない。
だから、国よりも個人の考えが中心に為りがちだ。
ビジネス在宅医療だと基本的に儲け中心となる。
こんな在宅医療の世界。随分と闇が深くなってきた。
こんな今だからこそ医療者のモラルが問われている。
癌終末期の患者さんの在宅療養に関するご相談が、
今日、急性期病院の地域医療連携室からあった。
年末年始に、ご自宅に帰りたいそうだ。
病院の病室に居てナースコールを押して対応する。
そんな病院みたいな在宅医療はないのかのご相談だった。
病院医療と在宅医療は、仕組みが根本的に違う。
ビジネス在宅医療、ビジネス訪問看護の弊害が出てきた。
病院の病室の様な在宅医療の制度設計には成っていない。
そんな中、むやみやたらと訪問を重ねる集団があるようだ。
残念だが、それもしょうがない。だって、商売なのだから。
これからお家での暮らしを始める時、
『支える』資源は有限だ。だからこそ、
ちゃんとした在宅医療を知っておきたい。
個人個人が、在宅医療の使い方を学ばなければ、
未来の子供たちの暮らしの保証がなくなる。
今日は、少し抽象的に書いた。
いろいろ思うところがある。
いつか、路地裏で本当のことを、
興味を持っている方に話したい。
大切な『お家に帰ろう』が、
地域の宝物であることを祈る。
それから、あえてもう一度付け加えておく。
ザイタク医療は医療者のものではない。
皆さんの暮らしを『支える』為にあるものだ。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
良かったら、2つ共に、一日一回、
クリック!!!よろしくお願いします。
たなかホームケアクリニックYOUTUBEチャンネル登録よろしくお願いします。
The post 訪問の回数。 first appeared on 三田市の在宅療養支援診療所『たなかホームケアクリニック』.
Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
コメント