万年、寝不足。

その他

「あぁ、まだ30分寝られそう」

枕元の携帯電話に手を伸ばし、
時刻を確認する

今日もまた、
アラームが鳴る前に目覚めてしまった

しばらく“爆睡”というものを
経験していない

毎日の仕事が気になって、
早朝に目が覚めてしまうのだ

浅い睡眠が当たり前になったのは、
そもそも乳がん告知が発端

告知の衝撃で眠れず、
手術をすれば痛みで眠れず、
入院中は、
隣ベッドのおばちゃんのいびきと
ラジオの音で眠れず、
(なぜかラジオを点けたまま
 寝ていたおばちゃん。
 かなり迷惑であった)

看護師さんが働いている足音で眠れず、
(夜中の看護師さんの見回りでは
 寝ている振りをし...)

治療がはじまれば副作用で眠れず、
腋窩リンパ節郭清の痛みで眠れず...

そしてそのまま現在に至る

熟睡できないことが
今や当たり前になっているような
気がするのだ

「もしかして、
 “あまり眠れていない”と思っているのは
 自分だけかもしれない。
 実はけっこう眠っているかも」

と、以前、
“睡眠アプリ”を使ってみたことがある

  もう10年近く前かもしれない

睡眠中の深い眠りと浅い眠りを
グラフ化してくれるものだ

ほかには、入眠時や起床時に
最適な音楽を流してくれるという機能も
ついていた

当然、アプリの中から
好きな音楽を選べる

どれくらい続けただろう...

3か月ほどやってみただろうか

起床時の
脳の中にフェードインしてくる鳥のさえずりと
朝をイメージした爽やかな曲は
悪くはなかった

が、入眠時の音楽は
さらに私の眠りを妨げた

そのため入眠時の曲に関しては、
数回でやめる羽目になった

アプリを使いはじめた頃は、
毎日グラフを見るのが楽しかった

夜中にトイレに起きたときは、
はっきりとグラフに現れた

アプリの結果は、
やはり全体的に眠りが浅かった

しばらく使っていたのだが、
今度はどうもアプリが気になって仕方がない

寝返りを打つたび、

「ここで“起床”を表すグラフになるんだろうな」

そう思うようになった

そもそも寝返りは、
眠れないときや目が覚めたときに打つもの
(たぶん、私の場合)

熟睡状態では打たない
(たぶん、私の場合)

ベッドの動きを感知して
睡眠グラフが作成されることから、
寝返りも自由に打てなくなってしまったのだ

「これじゃあ、逆効果だ」

と、アプリの使用をやめた

とりあえずアプリを使って
睡眠の質が悪いことがはっきりしたので
それはそれでよかったかもしれない

今でも寝る体勢や寝返りには
気を遣っているのに、
これからはその睡眠の質の悪さに、
さらに“股関節の痛み”が
加わってくるだろう

時間を気にせず、
仕事を気にせず
どっぷりと眠ってみたいものだ

  もう、朝も昼も夕方も、
  いつも眠いのだ

  母には、
  「そのうちに永遠に眠れるって」

  そう言われそうだ
  (いや、実話である)

  朝、うっすらとハロになっていた

2025/04/02 ハ ロ

  「天気を崩す前触れ」と
  言われているハロ

  あすからあさってにかけて
  雪が降るようだ

  しかも、“20cm”って...

  この街の春は、やっぱり遠い...

   ★2つのランキングサイトに登録しています

    1日1回、応援のクリック(タップ)を
      していただけると嬉しいです

   人気ブログランキング   にほんブログ村
       ⇩         ⇩
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
   両方押していただけるともっと嬉しいです
      日々の励みになります


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 
Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました