おはようございます。
5月15日(木)から、楽天証券のiDeCoに「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が追加されています。
「iDeCoでNASDAQ100」とは一昔前までは想像もできませんでしたが、投資のトレンドはiDeCoにも押し寄せていますね。
2010年代後半以降、米国株を牽引しているのはMagnificent 7などのメガテックであるのは間違いありません。
iDeCoは早くても60歳まで引き出せないので、「60歳までNASDAQ」と考えると少々怖い気もしますが、スイッチングもできるので気軽に投資しても面白そうです。
楽天証券のiDeCoに楽天・プラス・NASDAQ100が追加!イデコでNASDAQ100は怖い気もするけどグッドニュースです。
楽天証券のiDeCoに5月15日から楽天・プラス・NASDAQ100が追加!
楽天証券のiDeCoの商品ラインナップに「楽天・プラス・NASDAQ-100」が追加されました。
以下は「楽天・プラス・NASDAQ-100」が発売した時に概要をまとめた記事です。
「楽天・プラス・NASDAQ-100」は2024年1月30日に設定された比較的新しい商品で、NASDAQ100に投資する商品の中で信託報酬が0.198%と最安なのが特徴です。
発売後1年4ヶ月で純資産額は944億円と順調に伸びています。
NASDAQ100は、S&P500投信と比べるとまだまだ投資先としてメジャーではありませんが、よりリスクをとって高いリターンを狙いたい投資家にはおすすめです。
NASDAQ100指数の特徴を復習しよう
NASDAQ100指数に馴染みがない方のため、その特徴を今一度まとめておきます。
NASDAQ100指数は、「米国のナスダック市場に上場する銘柄のうち、金融セクターを除いた時価総額の大きい100社」から構成される株価指数です。
ナスダック市場にはマグニフィセントセブン以外にもテクノロジー関連銘柄が数多く上場しており、NASDAQ100指数のセクター比率も「テクノロジーが約60%」と高くなっています。
次にNASDAQ100のトップ10銘柄と構成比率を見てみます。
トップ10銘柄は、アップル、エヌビディア、マイクロソフト、ブロードコム、メタ、アマゾン、テスラ、コストコ、アルファベット(グーグル)となっています。
コストコ以外は全てIT関連、半導体関連銘柄となっており、上位10銘柄だけで約50%を占めます。
このように、NASDAQ100は分散投資という観点ではS&P500に劣るためハイリスクですが、辛抱強く保有し続ければ高いリターンも期待できます。
iDeCoでNASDAQ100は怖い気もするけど、選択肢が増えるのはGood News
「iDeCoでNASDAQ100」というのは一昔前までは考えられなかったことであり、時代の変化を感じます。
iDeCoは年金なので、「自分が60歳までナスダック100」というのは少々怖い気がするというのが本音です。
とはいえ、米国IT銘柄、半導体銘柄が今の相場を牽引しているのは間違いなく、その勢いは今しばらく続く気がします。
iDeCoは銘柄のスイッチングが自由で、日にちがかかる以外には明らかなコストはかからないので、案外気楽に投資してみてもよいのかもしれません。
iDeCo(イデコ)「スイッチング」と「配分変更」とは?運用商品を見直そう | iDeCo | 商品・サービス一覧 | マネックス証券
まとめ
楽天証券のiDeCoに「楽天・プラス・NASDAQ-100」が追加されました。
iDeCoでもナスダック100に投資できるようになり、年々選択肢が広がって素晴らしいと思います。
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楽天証券のiDeCoから9商品が除外されます。セゾン資産形成の達人ファンドも除外されるのは驚きでした。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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