今月21日に行われた全国陸上選手権大会の男子大学生3000m障害物競走で事件が起きた。問題が起きたのはその決勝だ。決勝に残った7人はスタートから最後の一周の直前まで仲良くゆっくりと走る。そして最後の一周で初めて全員が本気を出し一位になるべくゴールを狙った。
最後の周回まで終始ゆっくりのペースで走り一切スピードを出さなかったわけだ。
一部の選手は走行中に隣の選手と話をする場面も見られた。
この試合はテレビで放送され韓国陸上界のレジェンドであるユンさんが解説を務めていたが事態に気付き終始苦々しい顔をしていた。「選手たちのペースが遅い」「視聴者をがっかりさせてる」「ウォーキングより少し速いくらいだ」「私たち陸上関係者として非常に恥ずかしい」「視聴者はきっと途中でチャンネルを変えただろう」と声を荒げた。
さらに「しばらく大学生3000m障害物競走の放送をしてはならない」とまで言い放った。試合後のユン解説委員はなぜ選手が真面目には走らなかったかについて「記録」ではなく「順位」に目標を置いているからだと語った。
視聴者からは「韓国で1位になったからといってオリンピックにいけるわけでもないしやる気がないのだろう」「3000m障害物で頑張っても何の意味もないのだろう」
ちなみに一位の選手のタイムは10分を超えた。女子選手も9分台で走る競技だ。
女子選手にも劣る記録だったわけだ。ユン解説委員は続けてアマチュアスポーツ全体の問題を指摘した。
今回の大会は学生の大会なのでお金は出ないが「全国体育大会で金メダルを取れば1億ウォン、2位になればいくらと報奨金が設定されている」
順位ではなく「記録に対するを報奨金を設定すればこのようなことは起きない。これを体育会や国が考えてみてはどうだろうか」と述べた。
韓国の反応
・大学生はここで頑張らなくても社会人チームに行けば楽にやっていけるから
・女子プロバスケもそうだよ。実力もないのに年棒だけ上げるから。WMBA選手より年俸2倍以上もらってる選手もいるし
・女子バレーボールだってそうだ。年棒ばかり増えて。日本に全く勝てない。日本人の年棒は韓国選手の半分だよ
・韓国のスポーツ選手の考えることが中国サッカー選手たちとすべて同じになりましたね。
・だから井戸の中のカエルの実力になっちゃうんだな
・一種の談合、カルテルです
・とても悲しいです
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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