『ピンクリボンライトアップ 2025』 ~がんは他人事(ひとごと)じゃない~

その他

「10月2日、
 ピンクリボンライトアップします」――

先日、市から連絡をいただいた

今年で15回目となるこのライトアップ

思えば私が乳がんの手術をしてから3年目が
初のライトアップだった

当時、他都市で行われている、
ピンクのライトアップや乳がん啓発運動を
テレビで羨ましい思いで見ていたため、

「やっと私の街でも...」

と、嬉しかった

が、当初は私も手伝いに行っていたのだが、
コロナが広がってからは
ほぼ観に行くだけとなっている

あれから何度か
担当者が変わっているにもかかわらず、
それでも毎年毎年、
こうして連絡をいただけるのは
本当にありがたい

  改めて、
  『ピンクリボン運動』とは――

   1980年代、アメリカで、
   乳がんで亡くなった患者の家族が、

   「このような悲劇が
    繰り返されないために...」

   と、願いを込めて作ったリボンが
   啓発活動のはじまり

   日本では2000年代に入ってから
   『ピンクリボン運動』が
   認知されるようになりました

   
今では、
『日本人女性の9人に1人が乳がんになる』

そう言われているのに、
未だ国の検診目標“60%”には届いていない

  ちなみに、
  私の乳がんがわかった18年前は“23人に1人”

それでも20年前に比べれば約2倍

  【乳がん検診の推移】

   調査年   検診率
   2004年  約24.3%
   2007年  約32.3%
   2010年  約36.4%
   2013年  約40.7%
   2016年  約43.4%
   2019年  約46.6%
   2022年  約47.4%

  ※過去2年間に受診した、
   40~69歳の女性の割合

  ※国立がん研究センター
   「がん検診受診率
   (国民生活基準調査)より

これでも先進国の中では
格段に低いのだ

  自分の命を守れるのは自分

  “早期発見・早期治療”で
  大切な命を守ってほしい

  早くにみつけて、
  早い段階で“適切な治療”をすれば、
  命が救われる可能性はとても高い

  大切な乳房も、
  小さな切除で済むかもしれない

  治療も軽く済むかもしれない

  治療費も、治療にかかる日数も
  少なく済むかもしれない

  そして
  元の生活に戻れる可能性も高くなる

  やってきたことも、
  やりたいことも、
  諦めずに続けていける可能性も高い

  家族や周囲が感じる苦しみや悲しみも
  少なくて済むかもしれない


  「なにかみつかったら怖いから
   検診にはいかない」

  「なにかあったら病院に行く」

  がんは、それでは遅いのだ

2025/10/02 ピンクリボンライトアップ ②

  年に一度、
  たった1時間のライトアップ

2025/10/02 ピンクリボンライトアップ ①

  それでも関心を持って
  来てくれている人もいる

2025/10/02 ピンクリボンライトアップ ③

  どこか他人事(ひとごと)のがん

2025/10/02 ピンクリボンライトアップ ④

  「いつかは自分の身に
   降りかかるかもしれない」

  本気でそう思ってくれる人は
  どれくらいいるのだろう...

2025/10/02 ピンクリボンライトアップ ⑤

  景品もいただいてきた

2025/10/02 ピンクリボンライトアップ ⑥

『乳がんでつらい思いをするひと、
 悲しい思いをするひとが、
 一人でも減りますように――』



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Source: りかこの乳がん体験記

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