「風邪が治る」とはどういうことでしょうか?
一般的な風邪は
コロナウイルスやライノウイルスなどのウイルス感染によるものです。
ウイルスは体内に入ると、気道粘膜で増殖します。
これに伴って
身体は
このウイルスを排除して治そうとするために
発熱、鼻水、痰、咳などの
さまざまな症状を起こします。
発熱してウイルスの増殖を止めて
鼻水や痰、咳などで、病原体を体外へと排出していきます。
その治そうとする免疫反応が
風邪の症状と言われるものです。
風邪の本体ではありません。
そして、
身体の免疫反応による自然治癒力によってウイルスが鎮圧されると、
風邪の症状は消失していきます。
これが「風邪が治る」ということです。
一般的に
現代の医学は、症状を抑圧することを主眼におきます。
ホメオパシーをはじめとする伝統医療では、症状は自然治癒力の表れとみなし
その治癒力をサポートする自己治癒力を強化することを主眼におきます。
どちらにも良い点があります。
米国では医師がホメオパシーを処方することは
とても厳しく禁止されていました。
ほとんどの医師会の規定は守らなくても大丈夫なザル法だったにも関わらず
ホメオパシー禁止の条項だけは徹底して遵守されました。
ある医師は、
妻がホメオパシーを扱っているというだけで
地元の医師会を追放され、
裁判でも有罪判決を受けています。
当時の医師会会長は、
ホメオパシーの効果に対する弾圧ではなく
病気の症状を自己治癒力の表現とみなす考え方が
医学的というよりも宗教的で
気に入らないという理由だったようです。
そのため
ニューヨークでのジフテリア大流行時に
当時の一般病院で治療した人たちの死亡率は、 83.6%にも上りました。
一方で
ホメオパシーで治療した人たちの死亡率は、16.4%だったのです。
このあと
ニューヨークの医療に貢献した権威ある医師が
ホメオパシーを受診したことで
業務停止という厳しい処分が下されています。
そして
ニューヨーク医師会は
正式に医師がホメオパシー医に相談することを認めることにしました。
この時に
患者の利益を優先してホメオパシーの利用を奨励したのは、
良心の医師であり、米国ではじめて小児科専門病院を設立し
米国小児科医療の父とした称えられている医師でした。
これによって
米国医師会は、激怒。
ニューヨーク医師会を米国医師会から追放処分にしたのです。
その後
米国ニューオリンズで
この時にも医師はホメオパシーの利用は許されず
重症患者たちは
一般病院での治療かホメオパシーを選ぶか
どちらかの選択を迫れられました。
当時の一般病院で治療した人の死亡率は、 50%
ホメオパシーを選んで治療した人たちの死亡率は、 5%でした。
現在も
米国や日本、オーストラリアなどでは
ホメオパシーを認めない動きが強くあります。
一方で、
多くの医師や薬剤師が推奨したり
国民保険制度に適用されていたり、
医学部の必修科目になっている国もあります。
インド政府は
今回の新型コロナウイルスに対しても
ホメオパシーでの治療を推奨しています。
以前
デリー地方で
デング出血熱(デング熱の重症型)が大流行した時がありました。
その時もインド政府は
ホメオパシーを配布しました。
自分の健康は
自己治癒力を向上させて
自分で守る。
基本的なことを大切にしなければなりません。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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