それでもやっぱり、“死”が過ぎる。

「今は簡単に“がんです”って言うよね~」

と、がん告知を受けた人の多くが口にする

『がんは、今や治る時代』――

そう言われていても、やっぱりその衝撃は大きい

「私、死ぬの?」

そう思う

その昔、『がんは死の病』だった

患者本人に告知されないことも多かったようだ

家族はひた隠しに隠し、
胃がんであるにもかかわらず、
本人には「胃潰瘍だ」と嘘をつくのは有名な話

そのせいで、「胃潰瘍」と診断された人が、
「本当は胃がんなのか?」

そう疑うほどだった

が、今は情報化社会

隠し通すことはできない

特に化学療法は、
“吐き気”や“脱毛”という、大きな副作用がある

そのため、
本人に隠したまま治療をすることは不可能になった

“患者本人に、がんを告知する理由”は、
いくつかある

まず、
『早期であれば治る可能性が高い』こと

そして、
『医療者側と一緒に闘っていきましょう』

という意味も込められているようだ

確かに“がん治療”は、“チーム医療”

医師、多くの看護師、薬剤師、麻酔科医、放射線技師、
理学療法士、管理栄養士

そして、時に、精神科医...

乳がんになって、

「私一人に、
 これだけの人たちが関わってくれているんだ...」

と、驚いたものだ

「元気にならなきゃ...」

そう思わせる

そんな、
“簡単に、あっさりと、「がんですね」”と、
告知をされる時代

医師にとっては、それが日常的で、
当たり前の告知なのかもしれない

“早期なら、治る可能性が高い”

...が、それでもやっぱり“がん”は、
“死”を連想させる病なのだ――

  哀しい現実が、たくさんあるからね...

  早く、“治る病”となってほしいものだ

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
   にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村

 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました