まずはこれを。
『お尻のいぼがお産後から出っぱなしなんです！～皮垂～』
今回はこれ。
タイトルどおりですが、
「お尻のデコボコやひだ(皮垂/skin tag)は軟膏で治るか？」
についてです。
結論から言うと
「治りません！」
ただし、
皮垂の方にも、結構な割合で私は軟膏を処方しています。
えっ？？？
言ってることとちがーう！
ですよね、そうなんです。
矛盾しているのですが
、
、じゃあ、何のために使うように処方しているかと言うと
①普段はただの皮垂(しぼんだ風船の状態。痛くもないし出血もないけど、お尻の際につまめる皮膚がある状態)でも
便秘や下痢などお尻に負担がかかると、それが腫れてくることがあります
時には中の内痔核と一緒になって、もこーっと大きく腫れることもあるかもしれません。
そんなとき、つまり、
ただ「皮膚の出っぱりがある」だけではなく
「痛い時」や「いつも以上に腫れた時」には軟膏の使用をおすすめしてます
おそらく数日でよくなると思います
で、もとの状態に戻ったら、それ以上、使い続ける意味はないです
残念ながら、ムダというか、、、ただの皮の状態になった皮垂をそれ以上小さくさせる効果はありません
お守り代わり的な意味合いです。
普段、全く何の症状もない方にはもちろん、軟膏はお出ししてないです。
以上、うまく伝えられたでしょうか？
先ほど、いつもお世話になっている薬局の薬剤師さんが、ブログを読んでいただいてるとおっしゃっていただきました
ありがたいです
ずーっと前ですが、
「皮垂の診断を受けた人に軟膏を処方する理由」を聞いてくださったのを思い出したので、
今回はこのことについてまとめることにしました
いつもお世話になっております
今後とも宜しくお願い致します
↓例によって写真は記事とは無関係
今年は学会は全てオンライン学会のようです。
今年はとある海外の大腸肛門病の学会が日本で開かれます。
諸事情あり、発表することになったのですが、英語なので緊張します…
Source: 埼玉の大腸肛門科（肛門・痔・大腸内視鏡）ママ女医のブログ
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