受診はタイミングと準備が大事~対症療法から原因療法へ~

その他

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どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!

今回の記事は、『受診のタイミングと準備』で介護漫才をお届けします。

ではYO-PRINCEのお二人!はりきってどうぞ~!!

 ※漫才中、小さな斑点の集合体のイラストがあります。集合体恐怖症の方は閲覧注意でお願いしますm(__)m

受診のタイミングは難しい…

どうも~、YO-PRINCEです~!

ちょっと聞くねんけどな~、受診のタイミングって分かる??

受診のタイミング!?
そんなもん、症状が現れて気になるんやったら言ったらええんとちゃうの??

症状言うても程度があるやんか?
例えば、湿疹ができたらどのぐらいで皮膚科行くねん?

「ちょっとひどなってきたな~」って思たら受診したらええがな!

その「ちょっとひどなってきた」っていうのは何粒やねん?

5粒ぐらいでええがな(ー_ー)!!

スゴいな、オマエ!
ちょうどオレの湿疹5粒やねん( ̄▽ ̄;)
これやねんけど…。
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5粒やな…(-_-;)

ほな、病院行ってくるわ!

待て待て待て~( ̄▽ ̄;)
ちょっと様子見よか…(-_-;)

なんでやねん!?

オレの思てた5粒やないねん(ーー;)
受診するにはちょっと早いんちゃう??

どんな5粒を思ててん?
こんなんか?
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…( ̄▽ ̄;)
どないなっとんねん!?
湿疹移動しとるがな!
こんなもん何粒だろうが病院じゃ(゜ロ゜;

ちゃんと見てほしいねん…(-_-;)
左側の湿疹が3つ固まってんねん…。

それがどうしてん…(-_-)

三密やねん…。
ヤバない?

しょーもないねん…(-_-メ)

それだけやないねん(; ・`д・´)
左上の湿疹はめっちゃ痒いねんけど、その横の湿疹はそない痒くなくてな、その下の湿疹はこちょばい感じって言うんかなぁ…。

細かすぎんねん(=_=)
オマエはいったい何が言いたいねん??

いやな、受診のタイミングって難しい思うねん!
おんなじ5粒の湿疹でも医者の捉えようって違うやんか(; ・`д・´)

まぁな~…。
受診が早すぎたら「とりあえず薬出しとこかぁ?」って言われるんがオチやったりするからな(^^;)

そやねん(ー_ー)!!
こっちも忙しいなか受診行くわけやんか!
ちゃんと診てほしいと思うやん!
特に介護が必要な状態のおばあちゃんとか病院連れて行くんって大変やからな、受診のタイミングを教えてほしいねん!

まずは医者の気持ちを知る!

なるほどなぁ…。
まず、受診のタイミングを知るには、医者の気持ちを知ることから始めなアカンねん( ー`дー´)

なんで受診すんのにいちいち医者の気持ち考えなアカンねん(;゚Д゚)

まぁ考えてもみんかい!
オマエがユニット10人の利用者の介護してるとき、一人の利用者にどれぐらいの力注いでんねん!?

そやな~。
山田さんに4%、鈴木さんに0.3%、佐藤さんに92%…。

佐藤さんへのえこひいきと鈴木さんの疎外感(ー_ー)!!

まぁ…どうあれ利用者さんに満足してもらえるほどの介護はしてやれんやろな~。

そういうことやねん!
医者なんか、1日に何人もの患者さんを限られた時間で診ていかなアカンわけやから、軽い症状の人…特にお年寄りは医者にとっては鈴木さんやねん!

あの…
鈴木さんレベルの…
診察…((((;゚Д゚))))

鈴木さん、どんな介護受けとんねん(-_-;)

そうかぁ…。
たまに来る患者やったら、ほぼ初対面の感覚で一から話聞いて病状を見極めていくわけやもんな…。
湿疹5粒の患者は鈴木さんレベルやわ(-_-)

なんか…鈴木さん、かわいそうやなぁ…(T_T)

はい、鈴木です。

おたくが鈴木さんですか…( ノД`)
頑張ってくださいね!

医者の気持ちは分かったわ!
なんか受診のタイミングも分かってきた気がするなー!

そやろ!
まずは医者の気持ちを知ることが受診のスタートラインやねん!

湿疹もひどなってきたし、まさに受診のタイミングかもしれんな!
コレやねんけど…。
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キモイ*1
こんなもん即受診じゃ~‼

小指の先端が痒いねん(;´Д`)

確かに小指の先端の1粒気になったけど…(-_-;)
手のひら気にしたほうがええぞ(ー_ー)!!

受診を対症療法から原因療法につなげる方法

医者の気持ちは分かったんやけどな、今の話やと、ある程度症状が悪化せんと受診しにくい感じやな(;´Д`)
早めに受診行ったほうがエエんとちゃうの??

それはそうやな!
ただ、早めに受診するために大事なことがあんねん!
まずな、軽い症状で早めに受診したときに医者がどう思うかを考えたらええねん!
ちょっとオマエの手を出しみ~。

お願いします!

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ちゃんと元の軽い症状になってくれてるやん…(-_-;)
まずな、患者がこれで診察に来たときの医者の気持ち考えてみたらええねん!
医者はどう思うねん??

コイツ…、なんで眼科来てんねん(-_-メ)

待たんかい(-_-;)
なんで眼科行くねん…。

めばちこの定期検査があんねん。

知らんがな(ー_ー)!!

めばちこって皮膚科か眼科か悩むやん?
実はな…眼科やねん( ー`дー´)

どうでもええわ(-_-メ)
とにかく、さっきの手ぐらいの症状で皮膚科行ったら医者はどう思うねん??

「このぐらいで来るなや」って思う医者もおるかもしれんな~(^^;)
まぁ…せいぜい軟膏出して終わってまうやろな…(-_-;)

そやろ??
医者にそう思われるのは当然と捉えたうえで、今度はな、何で受診するかを考えんねん!
早めに受診して自分がどうしてほしいかやねん!
ちょっと考えてみ!?

そら~、何の湿疹か原因が気になるから調べてほしいってことちゃうの?

そやな!
その症状の原因に対してでなく、症状の軽減をしようと治療することを対症療法って言うねんけどな、ほんまはその症状の原因を調べてもらいたいわけやんか!
その症状の原因を取り除く原因療法にもっていきたいねん!

そんなもん「原因調べてくれ」って言うたらええんちゃうの!?

そんな漠然とした感じで医者に言うてもアカンねん(-_-;)
ゼロから原因を探っていくなんて短時間の診察では無理やねん!
ある程度の心当たりを言うといたら調べようもあるやんか!

なるほど!
湿疹の心当たりを言うたらええねんな!

そういうことやな!
例えば、その湿疹はどんな心当たりがあんねん??

そやな…原因は右手やと思うねん。

ほぅ…。
右手どないしてん?

これやねんけど…。
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右手を先に見せんかい(一一”)

この湿疹はな、心当たりがあんねん…。
今、オマエにちょっと近づいてるやんか…。
ほんでやねん。

オレアレルギー…( ̄▽ ̄;)

それを医者に言おう思てんねん。

そんなことしたら解散してまうがな( `ー´)ノ
やめさせてもらうわ!

続行( ー`дー´)

なんで続けんねん…(-_-;)
こんなもん続けられるか~( ̄▽ ̄)

最後にな、湿疹以外の症状でも考えときたいねん!
頼むわ~!!

分かったがな(-_-;)

受診はタイミングと準備が大事!

ほな、お熱やねんけどな。
38℃のお熱は普通にちゃんと診てくれる思てんねんけど…。
いろいろ考える必要ないよなー??

いやいや…(^_^;)
熱だけで診てもろたら解熱剤が出て終わってまうで。
ほんで「お熱」やねんけど「熱」って言うてくれる?

え??
ほな…「熱」でいくわ…。
そやけど…、熱だけじゃアカンのか…。
他の症状も言うたほうがええってことやな!
なかが痛いとか…。

「なか」って何やねん!?

「おなか」やないか(`ω´)

そこの「お」は取ったらアカンやつや(-_-;)
まぁ、熱以外の症状も大事やからな。
ちゃんと言うといたら原因療法につながりやすいしな!

なるほどなー!
あと、感染症が周囲で流行ってるとかも原因療法につなげやすいから言うといたほうがええってことやな!
オコロナとかオインフルとか!

「お」が無理しすぎやねん( ̄▽ ̄;)
ほんで、カタカナの「オ」やから変に馴染んでもおてんねん(ーー;)

なんか受診のタイミング分かってきたゾー!
早めに受診するのはええけど、原因療法につながる原因の「心当たり」や症状を具体的に伝えることが大事ってことやな!

そういうことやな!
医者も忙しいから医者の診察がスムーズになるように準備しとくことが大事やねん!

あ…、もうアカンわ(-_-;)
オマエアレルギーが…。
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え…( ̄□ ̄;)!!
…ちょっと離れるわ
ε=┌(;・∀・)┘

あ…。
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やめさせてもらおうわ…(-_-;)

まとめ

皆様も、受診しても「思うように診察してもらえなかった…」ていう経験あると思います。

そのときは腹が立つこともあると思いますが、よく考えると医者が大勢の患者を限られた時間で診察をするのに限界があることは当然のことですよね。

簡単に診察が済んでしまう症状の方がいても仕方ないと思うわけです。

特に高齢者の場合は、症状をうまく伝えられないこともありますし、回復が難しいことも多いことから、対症療法で終わってしまうことが多いんです。

高齢者本人はそれでも満足していたりすることもありますが、家族や介護者としては原因をちゃんと探りたいんです。

なので、私は利用者さんの受診を促すときは、この漫才で書いているように最善になるように考えて受診の調整をします。

まずは、今の受診のタイミングが合っているかを考えます。

今受診しても軽すぎてちゃんと診てもらえそうになければ、しばらく様子をみることもあります。

休み明けは患者が多いので週の半ばのタイミングで受診することもあります。

そんなことを家族に助言することもあります。

そして、受診日を決めたら、受診に向けての準備です。

どんな症状があるかを整理して、原因が分からずともその症状が出るに至った心当たりのある事柄も整理しておきます。

すべては、原因療法につなげるためです。

受診って、行けばいいってわけじゃないんですよね…。

介護を続けていくうえでは、適切な医療を受けることは大切なことです。

介護側がうまく医療を使うぐらいの気持ちを持って、受診に挑むようにしましょう!

*1:;゚Д゚

Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】

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