泣いても、愚痴をこぼしてもいいんだよ。

  今、こうしている時間にも、
  がん告知を受けて
  恐怖と不安に押しつぶされそうな人たちが
  たくさんいるんだろうな...

検査はどんな検査なのだろう

痛い検査なのだろうか、
つらい検査なのだろうか

検査も不安だけれど、
検査結果を聞くのはもっと怖い

あちこちに転移していたらどうしよう

...と思う

手術もきっと痛いのだろう

おっぱいがなくなるかもしれない

治療はどんなことをするのだろう

それは抗がん剤なのだろうか

抗がん剤だとすれば、髪の毛が抜ける

...と、考えれば考えるほど、
頭のなかで不安が大きくなってくる

不安しかないよ

恐怖で頭がいっぱいになる

「死ぬかもしれない」と思うし、

「いつまで生きられるのだろう」と考える

なにも手につかないし、
眠れない

食欲もない

「食べなきゃ」と思っても、
ごはんが喉を通らない

「持ち物の整理をしよう」とも考える

楽しそうな人たちを見れば、

「なんでそんなに笑っていられるの?」と思う

「私はこれから
 おっぱいがなくなるかもしれない手術をして、
 髪が抜けて吐き気がする治療をするかもしれない。
 いつまで生きられるかわからないのに」

そう思う

そんなことを思う自分が嫌になったりもする

でも、それでいいのだと思う

泣いてもいいし、
愚痴を吐いたっていい

泣きたいだけ泣いていいし、
気持ちが楽になるだけ愚痴を吐けばいい

自分の心が置いてきぼりのまま検査がはじまる

頭の整理がつかないまま、
流れ作業のように検査が進んでゆく

「ちょっと待って。
 私、まだそこまで気持ちが行ってない」

と、心が叫ぶ

でも、そうして周りが進んでいくことで、
自分の気持ちも変わっていける

『落ち込んでいる期間は2週間』

それを過ぎたら、次へ進める

目標が見えてくる

やるべきこと、
やらなければならないことがわかってくる

検査が終わり
治療方針が決まり、
手術、治療と進んでゆく

そうやって、
ひとつひとつ、一歩一歩

必ず笑顔になれる日は来る

きっと

ぜったい

ひとには、
自分でも驚くほどの力が備わっている

大丈夫

強くなれる

独りじゃない――

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Source: りかこの乳がん体験記

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