“多重遺伝子検査”とは――
乳がんの再発のリスクがあるかどうかを調べる検査で、
手術中に採取したがん組織を使って
再発に関する複数の遺伝子を解析
10年以内の再発のリスクや
化学療法がどのくらい効果があるかを調べるもの
※保険適用外のため、
自己負担は30～50万円程度
がんの一番の不安材料は、
なんといっても“再発”だ
『再発をする確率が高いか、それとも低いか』――
それを知ることは安心につながり、
また、今後の治療方針にもつなげられる
「私は知りたいか」――
と、考えてみた
答えは、
「できるものなら、知りたい。
いや、万が一、高リスクだったら．．．」
ただ、これだけの検査費用
受けられるはずもなく．．．
がんは結局、
金持ちが助かる時代なのか．．．
と、思う
今は、“遺伝子レベル”の研究が進んでいる
再発のメカニズムもわかりつつあるようだ
それが解明されれば、
がんで亡くなる人が少なくなるのかもしれない
『がん 夢の完治へ』――
．．．という新聞のタイトルが頭に浮かぶ
それはまさに、
研究者、がん患者、患者の家族、
そして医師や看護師．．．
すべての人たちの希望であり、目標だと思うのだ
そんな時代が来るだろうか
いや、来てほしい――
これまでたくさんの仲間が、
がんに命を奪われた
もうこれ以上、仲間を失いたくない
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Source: りかこの乳がん体験記
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