挨拶は、「ワクチン打った?」

開始が遅かった、
日本での新型コロナウイルスワクチン接種

が、各自治体や企業の協力もあり、
全国民の1回目の接種終了者が7割、
2回接種終了が6割を超えた

そんなニュースを毎日目にするたび、

「ごめんなさい。
 私は1回しか打ってないです。
 2回目の数字に私は入ってないです...」

と、申し訳ない気持ちになるのだ

そして、最近の話題は、“ワクチン”が主流

ひとに会えば、

「ワクチン打った?」

というのが、
ここのところの挨拶のようになっている

が、私はここでも
後ろめたさが真っ先に立つ

大手を振って街を歩けない気持ちなのだ

ワクチンは義務ではない

当然、アレルギーなどで打てないひともいる

が、まさか私がその中に入るとは
想像すらしていなかった

ほかのひとが打てないことに関しては、
特になにも思わない

が、自分事となると、そうはいかない

それはきっと、“2度目を打ってみる”という、
“試す勇気”がなかった後ろめたさなのだと思う

2回目のワクチン接種をしていないひとの多くは、
おそらく1回目でアナフィラキシーなどの
強い副反応が出た人だと想像する

が、私は1回目に
アナフィラキシーが出たわけではない

接種数分後に、喉に違和感は出たものの、
「アナフィラキシーか」と聞かれれば
それはわからない

その後すぐに腕全体が痛くなったこと、
接種部位の痛みが強かったこと、
その痛みが長く続いたこと、
 (今でも軽い痛みが残っている)

そして、「数日で収まる」と言われている、
モデルナアームが収まらず、受診し、
投薬と塗り薬でようやく収まったこと

それらを鑑み、集団接種会場の医師は、

「ここ(集団接種会場)ではなく、
 アナフィラキシーが出ても対処できる、
 大きな病院で個別接種した方がいい」

と判断した

が、私は2回目のワクチン接種をやめた

それは、アナフィラキシーが怖いからだ

「意気地がない」

そう言われても仕方がない

一か八かの賭けに踏み込めないのだ

だから後ろめたさ、てんこ盛りなのである

医師から、

「接種はやめた方がいい」

そう言われれば、気持ちもまた違ったのだろう

ただ、

「“打たない”という選択肢もあります。
 なにせ、“人類初のワクチン”なのですから」

というその言葉が、今は救いだ

「2回の接種をしなければ、
 外食にも旅行にも行けなくなるのかもしれない」

と、
“接種証明書”の話をニュースで耳にするたび、
なんだか一人取り残されたような気持ちになるのだ

今は様々なタイプの
ワクチンの開発が進んでいるようだ

副反応のないワクチンを期待しよう――

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Source: りかこの乳がん体験記

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