(前回① からの続きです。)
目に見えない様々な霊に冷静的確に対処するということ自体は、ある意味特殊なシチュエーションですので、そればかりを普段霊能師として携わることはありません。
しかしながら、脳内で分類しておいた、目に見えない様々なエネルギーについて、それらを皆様と鑑定などでお会いする際に過不足なく使いこなしていくのは、わたくし自身はとても大切と考えております。
特に、膨大な神のエネルギーは、人間界においてはある程度パターン化していくことのほうが現象の解釈(意味づけ)もしやすいですし、現実と照らし合わせてよほど理解がしやすいからです。
ただし、見えないエネルギーを、理解のためにパターン化(単純化)したとしても、“こんな程度”と早合点してはなりません。
そもそも、わたくしたち人間は神もつ領域のほんの一部にすぎず、あらゆる要素を含む宇宙宇全体のエネルギーを掌握することはできないのです。
“神のみぞ知る”とは本当にその通りで、どれほどわたくしたちが修練を積もうとも、神がなされる知覚には程遠いでしょう。人間である限りは、生身の肉体とそこに連なる生老病死、そして欲も、感情もあります。
ですが、わたくしたちがこの現象界という層で生きるには、本当に基礎的なことを軸に生きていくほうが、むしろ迷い少なく日々を過ごせることも確かです。
たとえそれが神のもつ領域のほんの一部だとしても、現実と照らし合わせれば十分学び(気づき)もあり、人生の拠りどころとしての“指標”にもなり得るのではないでしょうか。
時代とともに、神を中心とする森羅万象のエネルギーの構図がどのように変化し、また、そこからの力関係・影響が、わたくしたちにも、そして見えない霊たちにもどのようにもたらされているのかを考えていくのが霊視的思考です。
そして、神界・霊界・人間界の各領域にまたがり、その都度、霊的にエネルギーを感じ分け、皆様の求めに応じて言葉としてお伝えしていくのが、霊視鑑定士の在り方と心得ております。
ですから、神の世界をはじめ、霊界など目には見えずとも存在する多くの領域と仕組みを理解することも必要ですし、さらには、今まさに生命ある存在としての、わたくし自らの人生を通じて、広く世の中を見て経験を積んでいくこともまた、けして軽んじることはできません。
前回の記事で書かせていただいた、棋士の方々は、縦横9マスの計81マスの盤上に、自らが脳内に思い描いた将棋の宇宙を、真剣勝負のさなか繰り広げていることでしょう。
それと同じく、わたくし自身もまだまだ前途は長いですが、脳内に神の創造された宇宙を沢山想い描き、それらを人々の幸福のために生かしていかれればと心より願っております。
Rinokia
以上。
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Source: 神々からのメッセージ
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