そんな人に、お経を読まれたくない。

世間では、“お坊さん”とは、
どんなイメージなのだろうか

私は、

『徳を積んだ、ひとの道から外れない人』

...だと思っていた――

うちがお世話になっているお寺さんの住職

昔から、ちょっと苦手だった

良く言えば、フレンドリー

それ故、横柄な態度にも感じる

その住職

「山道を運転中、車ごと転落し、
 足が不自由になった」

と、母から聞いたのは、もう十数年前の話だ

地方にもたくさん檀家さんを抱え、
本当に忙しそうに見えた

事故はきっと、
そんなさなかのことだったのだろう

呼んだ救急車も、
上の道を行ったり来たり

なかなか見つけてくれなかったらしい

「よく助かったね。さすがにお坊さん。
 きっと守られているんだなぁ」

...と、思った次の瞬間、

「きっとバチが当たったんだよ」

と、続ける母

「バチ?」

「そう。あの坊さん、“不倫”してたんだって」

「“不倫”!?」

「足は不自由になったけど、
 命は仏様が助けてくれたのかもね...って、
 みんな言ってる」

『その身体で生きていけ』という、
 仏の、せめてもの慈悲か――

それ以来、私はさらに住職が苦手になった

正直、顔を見るのも嫌だ

母が亡くなったときもお世話になった

が、

「私はあんなひとに、お経を読んでもらいたくない」

と、思った

説教も、もう素直に心には入って来ない

“坊主”と言えども、やはり人間ということなのか

いや、それ以前のことのように思うのだが――

  なんだか、“けがれる”気がするのは、
  私だけなのだろうか...

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Source: りかこの乳がん体験記

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