昨月東北にお伺いした際、2011年3月11日に発生した東日本大震災に関しての慰霊碑を順に巡ってまいりました。
一つ目は、宮城県牡鹿郡女川町の役場敷地内にございます「東日本大震災慰霊碑」です。
地震の数年後に新庁舎が建てられたようで、近代的かつ、庁舎内は温もりも感じられるような素敵な造りです。
慰霊碑は高台に建てられており、おそらくは、建物の2~3階部分に相当するかと思われます。横長で、半円を描くような、とても特徴的な形状でした。
慰霊碑に刻銘されたお一人おひとりのお名前を拝しつつ、静かに黙とうを捧げておりますと、すぐさま御霊たちが現れてまいりました。
“苦しい”“重たい”と訴えるお声が多く、10年以上経ってなお辛い現実です。
まずは、慰霊碑全体に祈りました。御霊たちに感謝の意をお伝えし、そしてご供養をするにあたり安心していただくためです。
通常は、こういったご供養に関しては、こちらの独断ですぐさま開始することはありません。
こうしたことは繊細であり、御霊たちにまず信頼していただくことが大切です。ですので、不安や疑念などを解くために、こうして互いの霊体が馴染むよう、緩やかにエネルギーを通わせてまいります。
御霊たちは、全体的に固く、あたかも“連結”しているような状態でした。
本来であれば、霊界での進み方(転生への道のり)はそれぞれに異なるものです。ですので、たとえ同じタイミングで命が遂げられたとしても、その後同じペースで進むとは限りません。
それら強固に連なる御霊の状況は、兼ね合いを拝見しつつ、まずは丁寧に解(ほど)かせていただきました。
その後、それぞれの御霊にご要望を伺います。
もはや地上を離れて天へと上がりたいのか、それとも、由縁の強い御霊たちとできるだけ共に居続けたいのか、などです。
元より、肉体を持つ以前の段階、つまりは魂の役目や今生(生前)の目的なども皆様それぞれですので、昇天が早い遅い、ではなく、その御霊にとって最適な“霊道”(=霊魂としての歩み方)を敷いておくことが、こうしたご供養には何よりも大切です。
もちろん、生前の年齢や、あるいは当時の状況(立場)などもそれぞれ異なります。当初はなかなかご自身の気持ちを表さない御霊も、次第に胸の内を話してくださるようになりました。
震災当時の記憶を、現に生きている者として共有させていただくのは、正直身を切るような心身の痛みを伴うものではありますが、これもまたわたくしの使命とも思います。
“千里の道も一歩から”のごとく、御霊もまた必要な段階を一つひとつ進んでいかねばなりません。
そのためのこの度の祈り、そして御霊たちとの対話となりました。これからまた時期を置いて当地にお伺いしたいと存じます。“千里の道も一歩から”です。
Rinokia
以上
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Source: 神々からのメッセージ
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