≪私の記録 101≫ 子どもが産めないという現実

    2007年6月25日(月)

テレビを観ていたら、
出産とか子どもとか、
なんだかそんな話題が多い

小さな子は見たくない

婦人科に行けば、
赤ちゃんや小さな子どもを連れている若いお母さんや
お腹の大きな妊婦さん

そしてご主人と一緒に来ている、
しあわせそうな若いご夫婦...

みんなしあわせそう

ロビーで座って診察を待っている私は
とっても惨めだ

乳がんで使っている薬のせいで
子宮体がんになるかもしれない

その検査のために、
ここに来ているなんて...

きっと、まともな生き方をしてこなかったから
バチが当たったんだ

自業自得だ

子どもを『産まない』のと『産めない』のとでは、
こんなにも違うんだ

ただ一つ、いい方に考えるとすれば、

『今の時代、子どもを育てるのは大変だから、
 いなくてよかった』

そう思うしかない

まさか自分が子どもを産めなくなるなんて
考えてもいなかった

想像もしたことがなかった

女に生まれてきた以上、
出産は当たり前のことだと...

それがまるで義務であるかのようにさえ
感じていた

――またあしたも具合悪いのかなぁ...

毎日毎日こんなぐうたらな生活していて、
生きる意味、ないよね...

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Source: りかこの乳がん体験記

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