≪私の記録 104≫ 『余命1ヶ月の花嫁』

    2007年7月18日(水) 

『余命1ヶ月の花嫁』を観た

観るのはつらかったけれど、
自分の病気と正面から向き合うため...

どう闘病するか...

どう死を迎えるか...

ということを考えた

彼に「観る?」と聞いたら、
「観たくない」と云われた

本当はきちんと観てもらって、
これからのことを覚悟してほしかったけれど、
それは、かなり酷だよね...

ステージⅣ

いわゆる遠隔転移していた場合、
3年以内に死亡する確率は50%だそう

私の肝臓にあった影が、
転移じゃなくてよかったとつくづく思う

がんがわかったときのCT検査で
肝臓に影が写っていたとき、

「転移かも...」

と先生に云われて、

「あとどのくらい生きられますか?」

と聞いたとき、
先生は確率のことは云わなかった

私はてっきり、
生存率などのデータを持ち出されるものだと思った

覚悟をして聞いたのに、

「治療が上手くいけば長く生きられるし、
 上手くいかなければそうではないし...」

という答え

「良性」と診断されて、
「そのままにしておいていい」と云われ4年8か月放置し、
その結果、肝臓に転移したステージⅣ

しかも珍しいがん細胞

先生もここで、「あと何年ですね」なんて、
とても云えなかったのだろう

    2007年7月19日(木)

しこり発見から5年も経っている

しかも、まだこの年齢

「絶対、転移している」と思っていたから、
がんがわかったあと、
全身検査を受ける恐怖といったらなかった

悔やんでも悔やみきれない5年間

でも、
経ってしまった年月は取り戻すことはできない

『余命1ヶ月の花嫁』の彼女は、
“余命1ヶ月”だと知らずに死んでいった
 (本人は、1年だと思っていた)

知らされるのと知らされないのとでは
どっちがいいのだろう...

最近、朝、手が痺れる

ベッドに入っているとき、
左足の甲(小指側)の一部が痺れるのは、
薬をはじめてから間もなくはじまった症状だけど、
この手の痺れも薬のせいだろうか...

薬をはじめてもう半年にもなるのに、
今さら副作用が出る?

朝、ベッドの中で携帯を握っていると、
すごく痺れて握っていられない

顔を洗っていても、同じように痺れてくる

 【後記】

  痺れは10月まで(約3か月間)続いた

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Source: りかこの乳がん体験記

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