“立春”とは名ばかりの、
氷点下24.4度の朝
日中でも氷点下6.1度と
そこそこ極寒である
それでも
ほんのり陽射しが暖かく感じられたのは、
やはり春が近い証か．．．
そんな中、
今朝も空には彩雲
夜は星や月
日中は、様々な形のが観られる空
青空さえ、色々な“青”がある
朝焼けも夕焼けも美しい
「乳がんになってから、
空を見るようになった」
と、以前、
同じ乳がんを経験した、
70代の女性に話したことがある
「そうだよねー、空はいいよねー。
私もよく見上げるよ」
そんな言葉が返ってくるのを期待していた
が、返ってきた言葉は、
「歳をとったからだ」
一蹴である
『失礼な．．．』
同じ乳がん
わかりあえると思ったが、
そうはいかないらしい
空を見上げるたび、
あのときの嫌な想いが蘇る
それでも私は空を見上げる
嬉しくても、
哀しくても、
空には心を癒してくれる力が
あるような気がするから
感動を与えてくれる、
なにかがあるような気がするから
それに、
下を向いているより上を向いた方が、
未来に向かっている気持ちになれるから
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Source: りかこの乳がん体験記
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