≪私の記録 177≫ おっぱいへの思い ②

    2008年11月13日(木)

おっぱいが
めちゃめちゃちっちゃくなっちゃって、
こんなに無理をして温存なんて
しなきゃよかったのかな

もともと左のおっぱいは右より大きかったのに、
今ではその右よりも小さくなってしまった

そもそも小さなおっぱいだったんだから、
全摘しても
そんなに変わりはなかったのにね

そろそろすべてのことが
2巡目を迎える時期がきた

医院でしこりを切った日...
「乳がん」と告知をされた日...
大きな病院へ移っての検査...
「肝臓に転移している」と云われたとき...

入院の日...
手術の日...
放射線を受けたこと...
デポで苦しんだ日々...

忘れられないできごとばかり

それは事あるごとに思い出す、
大きなできごと

毎年毎年、
この季節を迎えると思い出すのだろう

何度繰り返せば、
この思いは薄らぐのだろう

それでも身体の傷は
ゆっくりではあるが、
確実に回復している

おっぱいも、
触ってもほとんど痛みを感じなくなってきた

ただ、リンパを切ったところは痛い

最近は寒くなったせいか、
黙っていてもたまに痛む

こんなに...
未だに痛いなんて、予想をしていなかった

きっと、一生、
完全に痛みが消えることはないのだろう

    2008年11月15日(土)

2年前の今日は、
医院でおっぱいのしこりを切った日だ

視触診だけで、
“若いから”という理由だけで、

「乳腺線維腺腫(良性腫瘍)」と診断され、
「そのままにしておいていい」と云われ、

4年半、“良性”と信じて
放置していたしこり

3倍の大きさになって邪魔になったから、
軽い気持ちで切除しに行った

まさかこのあと
「乳がんです」なんて云われるなんて
全く想像もしないまま――

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Source: りかこの乳がん体験記

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