僕らはいつの間にか、
人の体を分断して考えるようになってしまった。
専門であることの良さと悪さをまず知ろう。
〇〇専門医師。
在宅専門。緩和ケア専門。リハビリ専門。。。。
最近では、看護師も療法士もそんな感じだ。
医療の世界には、専門が溢れる。
専門家は、そこは得意だが、他はカラッキシ。
この事を知っておく必要があるのは、医者ではなく患者さん。
最近流行りのACPや人生会議然り、
医療は受け身では上手くいかない。
双方向が望ましいが、それもじつは難しい。なので、
受け身ではなく、積極的に自分のことを考えて欲しい。
医療の世界と付き合うということはそういうもんだ。
三田市の小中学校生に対する課外授業の依頼があった。
三田市のこのプロジェクトは『こうみん未来塾』と言う。
リハビリの話や、命の大切さ(心音)や、
看護とか介護とかも、お伝えしたい。
そして、医療の世界との付き合い方も((笑))
それらの大元になる考えは、世代間交流。
この国のザイタク文化が衰退した理由の一つは、
世代間交流を、専門によって分断してきたから。
僕も、必死で、ザイタク看取りの場面では、
患者さんのお孫さんらに心音を聴いてもらい、抗う。
旅立つ方の最後の足浴を、お孫さんらにしてもらう。
僕のどんな終末期の説明よりも、
彼らの心に残り、心の灯を灯す。
そんな『こうみん未来塾』を創造したい。
こんなご依頼が舞い込んだこと、
もう嬉しくってしょうがない。
関わっていただいた皆様ありがとうございます。
精一杯、世代間交流を推し進めたいと思います。
フェスティバルは、昨日までだったのだが毎年このアドバルーンを見ると、
佐賀のコマさんを思い出す。ここ三田で大好きな娘さんにお世話になり、
天寿を全うされた後、お体を飛行機に乗せ、佐賀に戻られた。
コマさんの旅立ちの日も、ご家族に心音を聴いていただいた。
少し障害のお有りだったお孫さんも、最期までお祖母さんを見守られた。
人は、大切な人を大切に、お見送りできるものだ。
コマさん、そして、ご家族の皆様、お元気ですか?
また、どこかでお逢いしましょう
なんか、この曲がすごく聴きたくなった。
良かったら聴いてください。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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