≪私の記録 269≫ 乳がん看護認定看護師さんによる講演と、『がんサロン』の現実。

    2010年5月16日(日)

今日は午前11時から、
私が通っている病院で
“乳がん看護認定看護師”さんによる、

  『乳がんの現状と
      自己触診について』

という講演がおこなわれた

この看護師さん

私がほかのクリニックで
乳がん告知を受けたあと、
紹介状を持って
泣きながらこの病院に来たとき、
外科外来の受付で
対応してくれた看護師さんなのだ

4週間に1度、
デポ注射に通っていたときも、
いつも話しかけてくれた

ほかの患者さんからも
とても人気がある看護師さんで、
がんサロンにも何度も参加してくれている

が、しばらく外科で見かけなくなった
 (“数か月~1年”というレベル)

なので、

「ほかの科に移ったのかな...」

と、思っていたが、どうやら、
“乳がん看護認定看護師”の資格を取るために
ほかの県へ行っていたらしい

その話をがんサロンで知り、
参加者みんなが驚いた

外科外来に彼女がいなかったことを、
やはりみんな疑問に感じていたらしい

それほど患者さんに人気の看護師さんだ

しかも“乳がん看護認定看護師”なんて、
なんと心強い味方なのだろう

今回の講演のことは
先月のがんサロンでも告知があったため、
会場には顔馴染みの方たちが数名来ていた

そのうちの1人のかたに、

「前にサロンに参加していた女性が
 亡くなった」

と、聞かされた

その参加者の名前(苗字ではなく)
までは知らなかったが、
この辺りでは珍しい苗字だったこと、
そして年齢も私と然程変わらなかったことから、
彼女のことは記憶にあった

「がんサロンは、そういう場でもある」――

改めてそう感じさせられる

サロンに参加したくても、
体調が悪くてできないひともいる

参加できるのは、
ある程度、
元気だから来られるわけではあるけれど...

でもやっぱり、ほかの参加者から、

「あの人亡くなったよ」

と、知らされるのもどうなのか...

知りたくもないし、
がんサロンのことは、その場のことでいい

知らされて
大きなショックを受ける人もきっといるはず
 (もちろん誰だってショックは受けるはず)

だから、私なら、
絶対に誰かに話したりはしない

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Source: りかこの乳がん体験記

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