氷点下16度
きのうより暖かな朝だ
日中も氷点下1度まで上がり、
アスファルトの雪は少し溶けている
そんな今日は、『がんサロン』
ロングブーツに雪道は、
かなり股関節に負担がかかる
重い足を引きずるように、
いつもの公園まで辿り着く
先日、雪が積もったこともあり、
もう公園には入れないかと思っていた
が、
まだそれほど雪は積もっていないようだ
でもここを通れるのは、
たぶん今月が最後
1月、2月はこの公園も
雪に埋もれるだろう
ベンチはまるで、
ふかふかの雪の座布団のようだ
気づけば、今回が今年最後のサロン
今年はいろいろなひとに出逢えた
いろいろな意味で、
特別なサロンだった気がする
が、その分、
“がん”という病気の重さを感じ、
“命”を考えさせられる1年でもあった
「がんは今や、治る病気になりつつある」
そう言われている時代
それでも、
「がんです」と言われると大きな衝撃を受け、
「私、死ぬの?」と、思う
「いつまで生きられるの?」と、考える
がんは治る病になってきていても、
がんでつらい思いをするひとは
減ってはいない
がんに罹患するひとが増えている以上、
つらい思いをするひともきっと増えている
人間とがんとの闘いに
終わりは来るのだろうか
がんでは死なない時代は来るのだろうか
今年も院内に、
クリスマスツリーが飾られていた
台に並べられている、
たぶんボランティアさんたちの
手作りだと思われる人形たち
この人形たちに会えるのを、
私は毎年楽しみにしている
優しい表情と可愛らしいしぐさに
いつも癒されるのだ
病院を出ると、
目の前にきれいな夕焼けが広がっていた
イルミネーションとのコラボが
また美しく...
なんだかんだ言っても、
こうして生きていられるのはしあわせだ
そして今日は、上弦の月
嗚呼、今夜も冷え込みそうだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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