「添加物気にしてますか」――
そう聞かれたら、
なんと答えたらいいだろう
「気にはしています」
...だろうか
たぶん、気にしていないひとは
ほとんどいないと思う
がんになれば、
特に気になるのではないだろうか
実際、がんになってから
気になりはじめた人は多いようだ
が、気にしていても
この世に生活している以上、
完全に避けることは不可能だ
...と、思っていたのだが...
その彼女
質問を投げかけてきたのは女性
40代初めくらいだろうか
彼女が言うには、
「私は添加物気にしています」
まぁ、そういう人は多いだろう
「私は食べるものも、
洗剤もシャンプーも、
すべて無添加です」
...と、
ここまで聞いただけでも驚いた
“すべて無添加”なんて
あり得るのだろうか
いや、たぶん...
いや、ぜったいに不可能だと思う
彼女は続ける
「無添加は、母がそうだったから。
母がずっと無添加を使っていたので、
私もずっと使ってます」
母親の時代から、
そんなに無添加のものが
あったことにも驚いた
彼女は都会のひと
私が住んでいる田舎地方では
きっと手に入れられないだろうな
それより“無添加”は、
高いイメージがある
“使用しているすべてのものが無添加”
ということは、
経済的にも恵まれているのだろうな
...という、
さもしさが虚しい...
が、彼女
実は、がん経験者
お母様が無添加を使ってきて、
彼女も生まれたときから
無添加生活だった
なのにがんになった...
ということは、
添加物は
そんなに悪者ではなさそうだ
彼女は、
「それでもがんになりました。
だから添加物は関係ないと思います」
そう言うと思った
が、なんにも言わない
それで会話は終わった
結局彼女は、
なにを訴えたかったのだろう
まったく結論が見えない会話であった
“すべて無添加を使っている”
という、自慢なのだろうか...
私はこんな田舎地方で、
“セレブ”とは
無縁な生活をしているわけで...
【添加物】とは――
“添加物”と聞くと、
真っ先に“身体に悪い”というイメージを
抱く人は少なくないと思う
私もそうだ
が、添加物があることで、
安全・安心に使えるものもある
“無添加だから安全”というのは、
少し間違った認識だと思う
“食品添加物”に関しては、
それを使うことで、
その食品が成り立っているものもある
例)・豆腐(にがり)
・ラーメンの麺(かんすい)
ほかにも様々な食品がある
あとは、
・食中毒を防ぐ
・栄養の添加
・味や香りをよくする
など、添加物が果たす役割は多い
ちなみに私の場合、
気にしても排除しきれるものではないので、
あまり気にしないようにしている
(でも少しは気になるよね)
※日本の食品添加物は約830品目
避けられるはずないよね
それに、通常の食生活では、
身体に悪影響が出るとも思っていない
(思いたい)
それより気にしすぎるあまり、
ストレスを抱えるほうが
心と身体によくないと思っている
(これ、重要だと思う)
たぶん、
ストレスのほうが悪――
ということで、
私は食べたいものを食べて、
「おいしい」と感じられること、
そして、
食べられることのしあわせとよろこびを
感じて生きていきたい
もちろん、食べすぎず、ほどほどに
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Source: りかこの乳がん体験記
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