あと一歩を踏み出す勇気

人生を振り返りしとき、自ら積み上げた日々をつぶさに眺めていかれよ。

ここで気づくのは、総じて人生のあり様をもっとも左右するのは、その場その瞬間（とき）の、己の“一歩踏み出す”心意気であろう。

人は得てして保身のため、あるいは自らにもつべき覚悟や自信を欠き、本来であれば進むべき物事さえも避ける“選択”をする。

そのあともう一歩を求めることなく、あと少しばかりの勇気をもたず、ついには現時点に留まるのだ。

しかしながら現状に甘んじることは、つまりは“後退”を意味し、あと一歩どころか、遠く後ずさりする結果を呼ぶ。

日ごと大小様々な選択を繰り返すべき人間界は、なによりそれら幾多の“選択”に、自らの“前進”の気概を込めることであろう。

選択を繰り返した人生の行く末は、こうして千差万別の様相を見せていく。

いつしか己の人生を省みた際、ほんの少しの勇気、ほんの少しのさらなる変化が、ひいては人生を大きく左右することにすべての者が気づいていく。

そして、自らが信念を貫き果敢に挑んだ数々の選択は、何よりもかけがえのない人生の“勲章”として、今世の地球の旅路を輝かせることだろう。

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Source: 神々からのメッセージ