久し振りの青空
一瞬の彩雲――
寒風吹きすさぶ、
まだ春遠いこの街
太陽の温もりが
なんともありがたく...
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
荼毘に付された叔父の遺骨
おとつい、きのうは、
叔父の通夜、葬儀だった
熱気を帯びたその下半身の傍らに
およそ“骨”とは思えぬものが置いてある
「そちらにあるのが
“人工関節”になります」――
若いが、
とてもしっかりとした口調で
説明をしてくれた火葬場職員の女性
余談だが、
所作もかなり美しかった
『そうか。
叔父は人工関節だったんだ...』
大きさとその形状から、
たぶん“股関節”と思われる
1つしかないところをみると、
手術をしたのは片方だけらしい
『私も手術をすると、これが2本、
下半身の両脇に並べられるわけだ
手術をしたことを知らない親戚にも、
知られるのだな...」
と、なんとも奇妙な感覚に陥る
いや、まだ手術もしていなければ、
私が死ぬのは、きっとまだまだ先
そのときに
親戚が残っているのかもわからない
...ということは、
私の骨を、
誰が拾ってくれるのだろう...
股関節の手術をすれば、
もうボウリングはできなくなる
その前に、楽しんでおかなきゃ
痛みがあまりないうちに
無理をして進行が早まらないように...
...で、
誰が私の骨、拾ってくれるんだ?
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Source: りかこの乳がん体験記
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