“子どもが産めない”って、
やっぱりショックだよ
“子どもがいない”って、
やっぱり淋しいよ...
先日の、
『子どもがいない私にとって...』
☆そのときの記事は下記へ
“子どもが産めない”と知って、
その現実が受け入れられなくて、
ただただ衝撃が大きくて...
自分を納得させる言葉は、
「子どもがいるとお金がかかるよ」
「子どもがいると今の時代、
スマホだ、SNSだ...と
大変なことが多いよ」
「子どもがいると私のように
いじめに遭うかもしれないよ」
「子どもがいなくて、
自由でいいじゃん」――
まぁ、
これで自分自身が納得するのかと言えば、
そうはいかない
が、そう自分を洗脳するしかなかった
“子ども”って、
自分だけのことじゃないんだよね
乳がんがわかったとき
私は結婚していなかったけれど、
つきあっていた男性はいた
「いずれ結婚するんだろうな...」とは
思っていた
彼のお父様からは
まだ結婚も決まっていないのに
早くも跡取りも期待されていた
“産めない”って、
そういうことなんだよね
彼のご両親にまで絶望を与える
子どもも産めなくなった私となんて
結婚させてくれるはずがない
私の両親もそうだ
きっといつかは
「孫の顔が見られる」と、
当たり前のように思っていただろう
幼い頃から両親の手を煩わせ、
(母が「あんたは本当に
手のかかる子だった」とよく言っていた)
ずっと迷惑をかけてきた
そんな手のかかる娘が乳がんになった
そしてさらに迷惑をかけることになる
「乳がんになってごめんなさい」
心の中でそう謝った
その結果が、
“子どもが産めない”という現実――
どこまで親不孝な娘なのだ
乳がんがわかったとき、
当時つきあっていた彼に、
「治療をしないで子ども産もうか?」
という話をしたことがある
でも私は、自分自身の命を優先した
これから生まれてくる未来の命より、
今ここにある自分を選んだのだ
それが卑怯なことなのか、
それとも当然のことなのか...
母は亡くなった
父もそのうち逝くだろう
私もいつかはいなくなる
もう私のあとに続く人間はいない
今日の夕空
あしたも-2℃の予報
ここのところ、
氷点下の朝が続いている
あさっては雪らしい
桜はもう少しお預けのようだ
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Source: りかこの乳がん体験記
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