“睡眠”という大切な仕事

その他

今朝はいつもより1時間遅い、
午前5時覚醒

相変わらず寝不足は解消されない

そんな今朝は1.2℃

日中でも7.7℃と
この時期にしてはさすがに寒い

気づかぬうちに、
季節は一気に進んでいたようだ

耳の病気になって、
“睡眠がいかに大切か...”を
思い知らされた

そもそも乳がんになってから
よく眠れることはなかった

  8年経っても10年経っても、未だ
  眠剤を飲んでいる乳がん経験者もいる

成長期である中学生のときは、
朝はなかなか起きれたものじゃない

日曜日や夏休みは
いつもより寝坊をしたいもの

...が、我が家は違った

「あんた!! いつまで寝てるの!!」

と、母は殴り起こしに来る

起きれば起きたで、今度は父に、

「いつまでダラダラしてるんだ!
 パッパと支度しろ!」

と、怒られる

なので私の中では、
“寝ること=悪”であった

同級生の子たちの、
「昼まで寝てたー」などの発言は、
私にとってはまさに理想郷だったのだ

社会人になれば、
“寝不足”が少し格好いい時代でもあった

仕事や遊びで帰りは深夜

今思えば
一番楽しかった頃かもしれない

そして乳がんになって、
眠れなくなる

「がんです」と
告知を受けたあの日からだ

その後、がんによる鬱状態、
そして治療による鬱、不眠...

「このまま寝たら、あしたの朝
 目を覚まさないかもしれない」

と、眠るのも怖かった

「生きている時間が短いのなら、
 勿体なくて寝ていられない」

とも思った

そんなこんなで、今でも
眠れないのが当たり前になった

耳の病気になって、
「ストレスがよくない」と教えてもらった

「睡眠をしっかりとってください」とも
言われた

最近よく言われている“睡眠の質”

ここに来て、
睡眠の本当の大切さを知ることになる

でもなぁ...

長年、この生活

「寝ろ」と言われても、
難しいだろうな

いや、改善しなければならないのだが...

今回のことは、
身体からの悲鳴だったのかもしれないな

  本日の薬

2025/10/22 本日の薬

  ステロイド減薬期第4弾、1日目

  きのうの朝、少し落ちていた体重

  今朝はさらに落ちた

  ステロイドの副作用である浮腫みが
  解消されはじめたらしい

  が、やはり痩せていた...

  そりゃそうだよね...

  【今日の耳の状態】

   ○発症から11日
   ○治療開始から11日目

   微かな音を感じるようになったのは、
   治療開始から9日目のおとついのこと
   (10月20日)

   スマホを耳に近づけ、
   音楽を鳴らしてみた

   音量は大きすぎると耳によくないため、
   適度にボリュームを上げる

   微かに感じる振動...

   チリチリと伝わってくるノイズ...

   それは“曲”というには
   程遠いものだった

   それでもほんの僅かでも、
   耳に届いたその感覚が嬉しかった

   そしてきのう(10月21日)

   その振動もチリチリとしたノイズも、
   少し大きく聴こえた

   ボリュームをひとつ下げても
   耳の奥まで確実に届いている

   そして今日

   おとついより、きのうより、
   もっと大きく聴こえた

    まったく聴こえないときは、
    いくらボリュームを上げても
    なんにも聴こえなかった

    腹立たしいくらいに

   ボリュームもさらにひとつ下げた

   まだまだ曲にはならない

   ボーカルもギターの音もわからない

   チリチリと漂ってくるただのノイズ

   それでも確実に、
   リズムを感じようとしている左耳

   あしたに期待をしてしまう

   が、たぶん、一進一退を繰り返す病気

   一喜一憂しないようにしなければ...

    でも嬉しいときは
    喜んでもいいよね

    聴こえることが楽しくて
    何度もスマホを
    耳に当ててみるのだった――

     実際に音を聴かせて
     刺激するのはいいらしい

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Source: りかこの乳がん体験記

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