満天の星と光害

その他

今月の星空は、
太陽系の惑星に親しめます。

3月5日は、火星と木星と土星が等間隔に並びます。
3月18~19日は、 月と火星と木星と土星が近づきます。
3月20~21日は、 火星と木星が大接近
3月27日にも、  火星と木星と土星が等間隔に並びます。

私は、
よく山の上から星空を見ています。

標高が高い場所では、空気が澄んで、都会のような明かりもなく、

天の川が綺麗に見えます。

写真に撮ってみましたが、

残念ながら上手く撮れませんでした。

肉眼では、もっときれいに見えます。


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御口直しに、とても素敵な星空を撮るMichel Shainblumさんの作品。


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Michel Shainblum/Flickr

こちらは、オーストラリアの夜空を撮るAlex Cherneyさんの作品。


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Alex Cherney/MailOnline


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Alex Cherney/MailOnline



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Alex Cherney/MailOnline

私もオーストラリアのアウトバックにいたので、

本当の満天の星
がよくわかります。

空全体に星が拡がり、
たった一か所だけ
星が少ない小さな領域がありました。

そこは、
黒く抜けていて「石炭袋」と呼ばれていました。

星空は、とても美しいです。

「私たちの魂の深い部分は、この美しい宇宙の意識と調和している。」

そんな気持ちを、明確にしてくれます。

でも、

残念ながら、

現在ほとんどの都市は、
光によって、本当の星空が隠されています。

「The City dark」というドキュメンタリー映画があります。

これはその映画のトレイラーです。


 

今は、
ほとんどの人が
夜の人工的な光に慣れてしまっていて、

本当の自然の夜を経験する人は少なくなっています。

天の川や流星も
なかなか見れなくなってきています。

過剰な、そして不必要な人工的な光をだし続けることを

「光害」と呼びます。

エネルギーの無駄遣いでもあり、
動植物にも大きな悪影響を与えることから
生態系を混乱させる一因にもなっています。

NASAの衛星写真を見ても、

人のいる場所は、
人工的な光がよくわかります。


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NASA

日本では、
環境庁大気保全局が「光害対策ガイドライン」を作成したり、

いくつかの自治体が、
光害防止の条例を制定しています。

写真家のティエリ・コーエンさんが、

大都市の電気を消した時の星空を合成して作っています。

ニューヨーク


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Thierry Cohen Darkened Cities

サンフランシスコ


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Thierry Cohen Darkened Cities

上海


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Thierry Cohen Darkened Cities


ブルックリン


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Thierry Cohen Darkened Cities


リオデジャネイロ


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Thierry Cohen Darkened Cities


真っ暗闇の高山の頂にいると、
澄んだ全空に拡がる星々がとても美しく見えます。

心の視力を無限に拡大してみれば、
限りない精妙な創造エネルギーと秩序が感じられます。

それは、
神の息吹に触れるような体験です。

たまには、
夜空を見るのはいかがでしょうか?

心の調和をとるのにも、
良い方法の一つです。

今日もありがとうございます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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