「基本再生産数を2・5として3月初めに提示された当初の流行予測モデルでは、接触8割減を達成できなければ、日本もあと3日でニューヨークのように流行爆発すると言われていました。しかし、4月22日の発表では、平日の都市部では6割台の減少しか達成できていなかったのに、そうはなりませんでした。3月14日時点で2・6だった東京の実効再生産数は、4月10日時点ですでに0・5。最初の流行予測モデルが間違っていたことになります」
京大ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授も、こう説く。「専門家会議の資料を見ると、緊急事態宣言が出される前の3月27日に、流行がピークアウトしていたことがわかる。すると緊急事態宣言は過度な対策で、それ以前の自粛で事足りていたことになります。また広がるのは接触感染か飛沫感染で、人が吐いた息や飛沫からの感染は、一定以上の量を浴びたり、相当長時間密閉された換気の悪い室内にいたりしないかぎり、起こらないと考えられます。経路不明の感染者が大勢いる、という反論が出るかもしれませんが、本人に心当たりがあっても、たとえばそれが風俗などなら正直に調査に協力するでしょうか。エイズもドラッグユーザーの静脈注射で広がりましたが、感染者が違法ドラッグを使ったと正直に話さず、実態がわからないことが多かった。確率でいえば、コンドームなしでも性行為でエイズに感染するのは、100回に1回くらいです」新型コロナも同じ状況ではないか、というのだ。
そして、口うるさく問われるソーシャルディスタンスも俎上に載せる。「マスク着用の習慣がなかった欧米で重視されているもので、マスクをしていればソーシャルディスタンスを保つ必要はない。満員電車でクラスターが起きていないのはそのためです。東京都のロードマップではイベントが人数制限され、ライブハウスはステップ3でも営業できませんが、合理性がありません。ライブハウスも換気に気をつけ、お客さんはマスクをしてステージから距離を置き、飛沫を浴びないようにすればいいのです。過剰な自粛が強いられているのは、感染者が出たときに政治家や役人が責任をとりたくないからで、みな欧米のソーシャルディスタンスの考え方に引きずられ、新型コロナがとてつもなく怖いと洗脳されているかのようです」
だが、たとえばインフルエンザは怖くないのか。国立感染症研究所の推計では、今季のインフルエンザの推計患者数は、過去10年で最少だったが、それでも728万人になる。ちなみに昨シーズンは1200万人超。5月26日にもワイドショーで、前日の13人というコロナによる死者数を取り上げ、MCが「そんなに亡くなるインフルエンザはない」と述べたが、東京歯科大学市川総合病院呼吸器内科の寺嶋毅教授によれば、「インフルエンザが流行した年の(インフルエンザが流行しなかったと想定した場合の死亡者数と範囲を統計学的に推定し、計算した)超過死亡者数は、推定1万5千人から3万人」
という。
致死率約0・2%とすれば、今年は新型コロナ対策が奏功し、1万人以上の命が救われたことになる。裏返せば、昨年は対策不足ゆえ1万人以上の命が失われたとはいえないか。そうであるなら、新型コロナだけに目を向け恐れるのが、いかに愚かであるか気づかされるだろう。「週刊新潮」2020年6月4日号 掲載
「緊急事態宣言は過度な対策で」これはあくまでも結果論なんで、、
感染が判明した後でわかる集計結果からみての話ですから、過度だとかどうだとか言う問題ではない。
リアルタイムでは判らないので、禍度目に対策することは感染症の基本です。
ここは同意しません。
で、、
コロナ死者がクローズアップされているものの、、
例年のインフルエンザ死者数からしたら1万人の命がすくわれている。
差し引きで、超過死亡はマイナスなんですね。
殊更コロナを不安視するよりは、、
理解の上で、経済活動、学校活動、その他を復活させていくのが大事です。
生活スタイルを戻していきましょう。
ワタシは明日も明後日もミナミで外食する予定です。
北九州とか感染発生は、第一波の取りこぼしだし、第一波中にきちんと自粛していない方達が大勢いたというコトです。
いわば自業自得ですね。
理由は、、ヤフコメ。
盲点です。
北海道からです。
全国放送されてないだろうから共有します。札幌市内でやけに高齢者が感染するケースが多いため、よくよく調べたら近所の小ちゃい喫茶とか飲み屋がやってる昼カラオケを利用していたケースが多い事が判明したと札幌市が発表し、注意を呼びかけていました。
ジジババが使う公民館的な寄合場が閉まった為そこに流れたようです。
だから 60〜80代 無職 の感染者が多いのかと納得したと同時に宣言中にそんなことやってたのかよと。。
そのジジババから小学生に感染したということでしょうね。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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