品川神社は、正面の鳥居をくぐった階段の途中に、遠くを望むことのできる“富士塚”がございます。そのすぐ傍(かたわ)ら、階段上ってすぐの左脇にお祀りされているのが「浅間(せんげん)神社」です。
こちらは、富士山を神としてお祀りする神社ですから、前回の御嶽(みたけ)神社とともに“山岳信仰”を象徴するような境内です。
御祭神は、“木花開耶姫(このはなさくやひめ)”です。
本日は、浅間神社の神よりの御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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「今ならではの “新しき美しさ”を求めてまいりなさい。
それは何も、煌(きら)びやかな、時代の先端を思わせるような美しさとは限りません。
人類は長らく歩みを重ね、少しずつ、その時代ならではの価値観と(土地ごとの)風習を築き、そして折に触れ、変化(変化・発展)をも得てまいりました。
“変化”とは、こちら(人間界)が流転(るてん)の世ゆえに、欠かせぬ側面(要素)ではありますが、過去を否定し、変わりゆくべきことを声高(こわだか)に叫ぶ、そのさなかには、一方で、存続する(脈々と受け継がれる)べき事柄も見い出さねばならぬでしょう。
しかしながら、この世は実に繊細な物事(=人や出来事)の由縁と、互いの関わり合いこそであるにもかかわらず、すべてを丸め込むかのごとくに論じる(必要/不要性を叫ぶ)ことの、実に愚かしき現実も見え隠れいたします。
ここにおいて、冒頭の“新しき”とは、単に、いまだ人の知らぬ(未知の)ものと考える(合点する)のは、あまりに尚早なのではないでしょうか。
現世(=今の時代)ゆえに、人の心に差し込む“光”のごとく、新鮮な輝き(=良さ・美しさ)こそを、もはや人々は求めるでしょう。
この輝きとは何か ーーー
外面を取り繕(つくろ)う“飾り”ではありません。
今や、神も人も、内実(内面の状況)の麗(うるわ)しきことを求めます。
有事にも動じず(うろたえず・ひるまず)、目下、己の成すべきことに専心(注力)していく様(様子)は、なんと美しき姿でしょうか。
各々の立場、つまりは、世(世の中・社会)における自らの立ち位置は誰しも歴然(確然)とあり、それを、己の役どころ(=役割)として受け入れ、心血を注ぐことのまさに“凛”とした姿は、見る者に感動と、生きる勇気さえもたらします。
(少し間を置きました。)
真の“美しさ”の基準(=良しとするもの)が、以後変わります。
それはなおかつ、この変容にともなって他のあらゆる基準もまた、様々な局面(現象)を表すなかでさらに人々が介在し(関与し)、あたかも縄を“撚(よ)る”がごとくに緻密な均衡(バランス)を以って、次第に変わっていくことを示唆いたします。
あなたがたは、今や新しき美しさ(良さ・尊さ)を、自らが己の場(環境・状況)にて紡ぎ出すその“大役(たいやく)”を、天より任されているのです。
ですから、あなたは何よりも、この大役を覚悟をもって受け入れ、その高貴なる“身(姿)”こそを“飾り”とすることです。
そして、古来先人たちより受け継ぎし命輝く己の生き様を、天と、この世の縁ある人々へ堂々と示して(表現して)まいりなさい。」
以上。
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Source: 神々からのメッセージ
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