おはようございます。
当ブログの読者の方から以下のご質問をいただきました。
はじめまして、Cと申します。
株を勉強するならと、親しくさせていただいている方から、ちゅり男様のブログを教えていただき、お勉強をさせていただいております。
この度、ちゅり男様に相談させていただきたいことがございまして、ご連絡をさせていただきました。
現在、新しくネット証券にてETFなどを考えております。
先日ちゅり男様がブログに書かれていた積立NISAなど魅力的だなと考えていたのですが、 昔に開いた、野村のNISA口座があったことを思い出したので、使いやすいネット証券の方でNISA口座を開こうかと思い、状況を確認したところ 実は昔開いた口座に入れてあった株があったことを忘れておりまして
一般NISA口座に 日本郵政、ゆうちょ銀行の株(1400円あたりで購入した)がまだ残っており、NISAのロールオーバーの時期が11月に迫る状況でして
すべて今の時点で解約し、新しい積立NISA口座をネット証券で開くか 解約せずにロールオーバーして、NISA口座なしでネット証券でとりあえず取引をするか その他の道があるのか 悩んでいます。
特にロールオーバーの時期が迫っていることに焦りを感じております。
もちろん正解はないとは思うのですが、株の知識があまりないので、 経営のトラブルで急激に下る株の扱い方など なにかご助言をいただくことはできませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。
これから投資を本格的に始めていこうかという段階ですね。
その上で、昔開設したNISA口座に眠っている日本郵政の株をどうすべきか、私なりに検討してみます。
昔開設した一般NISA内の保有株は損切りしてリセットすべきか?
保有自体を忘れていたような株はいったん売却です
個人的には、いったん仕切り直して新しい気持ちで投資を始める方がよいと思います。
よって、1400円程度で購入したゆうちょ銀行の株に関しては私ならば思い切って損切りしますね。
何株くらい保有されているかによって、損切りの心苦しさがだいぶ変わってきますが、今の状況でゆうちょ銀行株を保有していても明るい未来が見えないためいったんリセットした方がよさそうです。
今年の初めであればまだ1200円〜1300円で売れたわけですが、これは結果論ですから言っても仕方がないですね。
NISA口座の場合、特定口座と損益通算ができないのが痛いですが、これは致し方ないでしょう。
ゆうちょ銀行をこのまま保有し続ける積極的な理由がご自身で説明できなければ、ただ漫然と保有し続けるのはやめたほうがよいでしょう。
私自身も、自分の中で保有し続ける根拠がなくなった株はいったん売却するルールとしています。
理由もないのに保有し続けると泥沼にはまる可能性が高いからです。
一般NISAからつみたてNISAに切り替えてコツコツ継続することをおすすめします
基本的に、投資を始めたばかりの方は少額からコツコツと続けられる仕組み作りをした方が継続率が高いです。
年収によっては、つみたてNISAの年間40万円という上限に物足りなさがあるかもしれませんが、長く続けることにより価値があると思います。
よって、私ならば迷わず一般NISAからつみたてNISAへシフトします。
楽天証券ならば、楽天カードを利用して毎月積立をすることで1.0%分の楽天スーパーポイントの還元も受けられますので、現状では楽天証券が一番おすすめです。
ブログだけでなく書籍を読んで勉強しましょう
昔と比べますと、優れた内容の投資ブログがどんどん増えてきているのは事実です。
とはいえ、ブログというのは個人が自由に情報発信しているのに過ぎませんからその内容は玉石混交です。
当ブログをお読みいただくのは大変嬉しいことですが、書かれている内容を鵜呑みにせず、ご自身の経済状況に照らし合わせながら最適解を考えることが重要です。
また、ブログだけでなく投資に関する書籍も数冊読んで勉強するようにしましょう。
インデックス投資関連であれば、当ブログでもおすすめ書籍を紹介していますのでぜひ読んでみてください。
まとめ
ご質問者様の状況で、私ならば以下のように動きます。
1) 一般NISA口座に眠っている日本郵政の株はいったん損切りしてリセットします
2) 楽天証券につみたてNISAの口座開設をして、楽天カード決済で投信積立を行います
【おすすめ本】
橘玲氏の『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』は私のお気に入りで、大変おすすめの一冊です。
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【楽天証券】
つみたてNISA口座を開設するならば楽天証券がおすすめです。
楽天カードも同時に保有することが必須ですが。
こんな記事も書いています。
インデックス投資家ならば一度は目を通しておきたい本5冊を紹介した記事です。
ポートフォリオのリスク管理の方法を学ぶためには、レイ・ダリオの「オール・シーズンズ戦略」が大変参考になります。
結局のところ、VTを積み上げて配当再投資を継続し続ければそれでOKだと思います。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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