神の詩 第六巻 第九節の途中から抜粋 14

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神の詩 第六巻 
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ここでは
第六章第九節の途中から一部抜粋していきます。

私たちの思考は、
どうしても物質的な尺度からなかなか抜け出せないままでいます。

でも、
「もっと大きく全宇宙的視野を意識すると、
どんな出来事も御魂磨きの嬉しいことばかり」

という思いでいることが、
心の安定した制御には必須のことになります。

もしも、
私たちが地上に下りずに、
地上での体験をしないのであれば、
魂は自己神性を知ることも無く、
内在する力を発揮する機会も無く、
霊性進化の道の途中で停滞してしまうはずです。

植物の種子を、
暗く湿った土の中に入れれば発芽しますが、
綺麗な明るく乾燥したところに展示して置けば
種子は発芽能力を失ってきてしまいます。

地上で肉体を持ってさまざまな体験を出来ることが
どんなに有難いことか、
意識が超越意識に到達した時に
ようやく理解することです。

アルジュナの母は、
霊的渇望が募る気持ちが高まり、
その願いを次のように神に祈りました。

「神様、私は喜びや平穏順調な生活はいりません。苦しみ、悲しみをお与えください。」

日本でも、
苦難は霊的覚醒に導いてくれる有難い出来事とする考え方があります。

伊邪那岐神(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰り、
禊を行った時に十二柱の神々を生みました。
次いで、
その後に、八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と大禍津日神(おおまがつひのかみ)の二柱の神が生まれます。
この二柱の禍津日神たちは、
人々に災難を与えてくれます。

次いで、
その禍事を直すために、
神直日神(かむなおひのかみ)と大直日神(おおなおひのかみ)、伊豆能売(いずのめ)の三柱の神々が生まれます。

禍津日神たちは、
人々に神の摂理から外れたらどうなるかを学ばせて、
その後に幸いの神たちによって、
神の摂理に沿った生き方へと誘われることになるのです。

だから
「禍事」は
人々を神の摂理に近づけてくれる有難い神さまとして、
敬われてきました。

続きます。

ホメオパシー 基本レメディ活用ガイド
森井 啓二
きれい・ねっと
2022-03-03


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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