≪私の記録 229≫ 『がんサロン』6回目 ~“がん看護専門看護師”という資格~

その他

    2009年7月15日(水)

今日は『がんサロン』の日

もう6回目になる

今日は天気が悪いせいか、
それとも数回参加してみて
もう来る必要性を感じなくなったのか、
参加人数は落ち着いてきた

先日の、
『旭川・乳がんフォーラム』で会った人は
今日は来なかった

2年前に乳がんになった、
初回からサロンに参加している
90歳近いおばあちゃんは、
先月くれた、
亡くなった大原まゆさんの
新聞の記事の切り抜きの続きを
すべて持って来てくれた

相変わらず私のことを心配してくれて、
孫のように思ってくれている

「いや~、もう本当にかわいそうで...」
と、云われてしまった

私が元気になることが、
きっとおばあちゃんへの恩返しになるのだろう

今回のサロンは、
初めてがん看護専門看護師さんが参加してくれて
話ができた

“がん看護専門”だからなのか、
それともその人の人間性なのか、
ほかの看護師さんとは
ちょっと違う感じがした

当然、知識もそうなのだが、
話が心に重く響くのだ

きっと、がん患者の心根を
深く知っているのだろう

11月14日(土)、
この街のとあるホールで、
保健所主催で、
『がんタウンミーティング』というものを
するらしい
 (収容人数500人くらいのホール)

壇上に、
医師会の人と市内の医師、保健所職員、
私が通っている病院の緩和ケアチームの医師、
サロンでいつもお世話になっている、
がん看護専門看護師などが
様々な講義をしたり、
聴講者からの質問に答えたり...
という形式のものらしい

そしてそこに、
「がん患者代表として
 体験談などを話してほしい」
ということで、
サロン参加者の中から登壇者を募った

少し興味はあったが、
まわりの様子を伺っていると
ほかの参加者が手を挙げた

そしてその人に決まった

どんな講義になるのか、
11月が楽しみだ

まだまだ先のことだが、
きっと、
あっという間に11月になりそうだ

サロンが終わってから、
がん看護専門看護師さんが
ピンクリボンの扇子をくれた

2023/08/08 扇 子

毎回『がんサロン通信』に
載せる文章を書いているので、

「ギャラも出てないのに
 いつも書いてもらっているから、
 これ、あげる」

と...

「でも、私ももらったものだけど」

と、笑っていた

確かに扇子には、
製薬会社の名前が入っている

どんなものでもいいので
ピンクリボンのものがほしかったので
とっても嬉しかった

それに、

「毎回、読むの楽しみにしてるよ」とも云われ、
「文章が、本当に上手」とも褒められ、
さらに嬉しくなった

もちろん、
患者を励ます言葉であることはわかっている

でも今は、その言葉を素直に受け入れよう

今、サロンは、
部位別にグループ分けしている

でもここのところ参加者が減ってきたことで、

  がん看護専門看護師さんは、
  「もっと減ってもいい」と云っていた

来月は部位別に分けずにやるらしい

いろいろながんの患者さんの話が聞けるのは
ためになると思う

それに部位ごとで分けていると、
どうしても同じ人たちがグループになる

複数回参加している人たちは、
いつも一緒だ

しかも乳がんは人数が多いけれど、
部位によっては参加者が1人のこともある

参加者も慣れてきたことだし、
たくさんの人たちと話ができるのは
きっと、
みんなが望んでいることのように思う

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Source: りかこの乳がん体験記

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