人間の背負う過去の道のりは、まさしくその者の姿でもあり、思考や生き方そして感情などを複雑なまでに多様化させている。
ゆえに、どれほどの年月が経とうとも、究極、人は互いに完全には分かり合えぬのではないだろうか。
相手と同様に喜び、はたまた同様に哀しみ、互いが同じく感情を共有できていると思うこと自体、場合によっては浅はかなる感覚(考え)と思うべきであろう。
では、そうした人間は、いくら時を経てもなお、お互い分かり合えぬのか?
表面的な“理解”にて互いの関係を円滑に進めていくしか、この世を生き延びる手立てはないのだろうか?
人間に備わる性質のうち、肉体とはまた別(次元)の、たとえ目には見えずとも物事を繊細に感じ取る能力は、現代もなおけして疎(おろそ)かにならず、この感覚でこそ人間は命を長らえている。
地上に降り立ちてより続く人生の紆余曲折を、各々が一手(一心)に背負い、困難ありてもなお地道に歩んでいく。
誠に孤独な人間界にあって、そなたたちは自らに備わるけして言葉にならずとも互いを深く感じ取り、この世を、そして人々を慈しむことができる。
自らの魂に刻まれし深き思慮によって、人類が背負う甚大なる重荷を、以後わずかでも減じようではないか。
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Source: 神々からのメッセージ
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