ドルコスト平均法による積立投資と暴落時VIX 30以上のスポット購入の併用は万人向け!

内科医

 

おはようございます。

株式市場というのは絶好調かなと思っていると暴落が突然にやってくることもあり、全く予想できないものです。

株価が上下動するタイミングが正確に読めれば資金管理は簡単ですが、実際には刻一刻と変動する相場に右往左往させられることも多いです。

私のこれまでの経験では、以下のポストのように、「ドルコスト平均法による毎月積立」をベースとしながら「暴落時にVIX 30以上を目安に追加投資」するのが有効です。

 

 

本日は、私たち個人投資家が手持ちの現金をどのようにオルカンやS&P500などに投資していけばよいか考察します。

 

ドルコスト平均法による積立投資と暴落時VIX 30以上のスポット購入の併用は万人向け!

 

ドルコスト平均法による毎月積立投資は全員必須

サラリーマンのように毎月同じ時期に定額の給料がもらえる人にとって、ベースとなるのは「ドルコスト平均法による毎月積立」で間違いありません。

毎月手動で投資しようとしても人間忘れてしまうので、「投信積立」の設定をしておくのがよいでしょう。

 

正直な話、暴落が来ても「投信積立」の設定さえ止めなければ、それだけで合格点です。

一方で、手元にこれまでにコツコツと貯めてきた預貯金があり、どのタイミングで思い切って投入すべきか分からないという人もいるでしょう。

その場合、暴落に合わせて「VIX 30以上」を目安に投資すると将来報われる可能性が高いです。

 

余力があれば暴落時、VIX 30以上を目安にスポット購入を併用

VIXは「恐怖指数」と呼ばれ、投資家心理を反映する数字です。

数字が大きくなるほど投資家心理が「恐怖」「悲観的」と考えられ、暴落時にVIXは跳ね上がる傾向があります。

平常時のVIXは「10〜20」程度ですが、暴落になると「30」を超え、リーマンショックやコロナショックでは「60」を超えました。

 

 

今回のトランプショックでも一瞬VIXが「50」を超えましたね。

VIXが「50」を超えるタイミングを待っていると、数年に1回程度しか訪れない可能性もあるので、私個人は「VIX 30以上」でスポット購入をしています。

暴落の最中に投資するのは勇気がいりますが、後になって振り返ると絶好の買い場だったことが多く、将来報われる可能性が高いです。

 

Fear and Greed Indexの「Extreme Fear」もチャンスサイン

「Fear and Greed Index」もVIXと同様、投資家心理の良い指標になります。

以下のサイトから確認できます。

 

edition.cnn.com

 

こちらは4/23(水)時点のFear and Greed Indexですが、「24」となっています。

25以下は「Extreme Fear」で、投資家心理が「恐怖」「悲観的」であることを示します。

 

 

今回のトランプショックでは一時的にFear and Greed Indexが「3-4」あたりまで落ち込みましたので、私もそのタイミングでスポット購入をしました。

逆に、「Greed」〜「Extreme Greed」にある時は毎月積立だけに専念していればOKだと思います。

 

まとめ

ドルコスト平均法による毎月積立が全ての基本で、余力がある人は暴落時に「VIX 30以上」「Fear and Greed IndexがExtreme Fear」の2点を目安に追加投資を検討しましょう。

 

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【関連記事のご紹介】

トランプショックでオルカンやS&P500がどうなっているか現状をまとめました。

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橘龍馬さんの「下落相場どうしてる」という企画に参加した記事です。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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