rikako mat pink m m

その他

“3月11日”という、長い一日。

あれから10年――あの日のことはよく覚えている私は両親に実家を追い出され、越して間もないときだった何気なく点けていたテレビ番組は、大阪の情報番組大阪のスタジオでは、東京と中継をつないでいたそしてそのとき、東京で中継を伝えているリポーターが地...
その他

“がん”は、心に闇をつくるもの。

がんになると、誰もが心に闇を抱くものだ再発の不安もあれば、治療の副作用もあるしかもその副作用も、どんな症状が出るかもわからない見えない未来...「これからどうなってしまうのか...」という、漠然とした不安...それは、真っ暗な光の見えない、...
その他

術後14年の現状。

2007年1月11日、午前11時――私が乳がん手術を受けた日だ術式は、  ○乳房扇状部分切除術   (4分の1強切除)  ○腋窩リンパ節郭清あれから14年と2か月現状は――  ○腋窩リンパ節郭清をした左腕は、   8~9割動きが戻った   ...
その他

“検査をしない”ということ。

そもそも、『がんの術後検査はするべきなのか』――アメリカで画像検査はしないが、ここは日本日本では、乳がんの場合、特に何もなければ、5年や10年、検査を続けることが多いそれはもちろん、再発をみつけるためCTや骨シンチなどの画像検査は、少量の被...
その他

そんな月曜の朝は――。

氷点下15.4度今日も変わらず、凍(しば)れる朝ここのところ、腋窩リンパ節郭清の痕がズキズキ、ペキペキ痛むのはこの寒さのせいか...  たぶん一生、  逃れられない痛みなのだな...そんな月曜の朝心も身体も重い一週間のはじまりではあるが.....
その他

きっと、元には戻れない。

一度“がん”になると、きっともう、元には戻れない胸を切った違和感も、腋窩リンパ節郭清の痛みも、腋窩リンパ節郭清で麻痺をした胸や皮膚の麻痺も、腋窩リンパ節郭清で動かしづらくなった腕も、体調も、生活も、心も、人生も...がんになったことは、忘れ...
その他

体重減が続き...。

乳がん治療をはじめてから減り続いている体重“14年で4~5㎏程度”と聞くと、大したことはないのかもしれないが、もともとそれほど重かったわけではなかったため、痩せられて嬉しいような...生命維持に関わるような...なんとも複雑な思いなのである...
その他

吹雪の朝。“白い”シリーズ。

吹雪の朝きのうは初夏のような陽気だったというのに...まぁ、そんな街そんな季節――そんな中、先日、このようなものをいただいた“飲む白い恋人”――ふむ...いろいろと考えるものであるもとは、ホワイトチョコを挟んだラングドシャクッキー初めてこの...
その他

“最期”を見極めるとき ~セオリーと、自分ががんになって冷静になれたこと~

自分ががんにならなければ、きっと狼狽えた母の再発がんの進行度合いもターミナルケアも、セデーションへの理解も、自分ががんにならなければきっと何もわからないまま、母の死を迎えたのだと思うそして、多少はがんの知識を身につけた分、どこか冷静だった自...
その他

気温も気分も上がる朝は――。

朝の気温、0.9℃きのうは-19.2℃であったなのに今日は、+であるその差...いや、敢えて計算はしまい今日は、二十四節季でいうところの“啓蟄”まぁ、“啓蟄らしい気温”ということだろうかそんな朝どうやら今日は、運気もいいらしい毎朝点けている...
その他

昔のがん。今のがん。

母の父――じいちゃんは、「私が母のお胎の中にいるときに亡くなった」と聞いたことがあるじいちゃんはある日、すねが痛みだし、どんどん悪化していったようだ布団の中でいつも、「足が痛い」「足が痛い」そう言っていた床に伏しながら、その様子をノートにし...
その他

【ブログURL変更のお知らせ】

いつも、『りかこの乳がん体験記』にご訪問いただきありがとうございます。 この度、デジタル化時代の流れのため、ブログの住所である“URL”の変更をすることになりました。 これまで通り閲覧は可能ですが、スマートフォンやパソコンにお気に入り登録を...
その他

極寒の春。

氷点下19.2度街は真っ白な雪に埋もれている陽射しだけが、少し春めいているだろうかそんな、極寒の春暖かくなる日が待ち遠しくて、毎年、首が長くなりそうな時期であるさ、窓の結露を拭き終えたら、コーヒーれも淹れよう――   1日1回、応援のクリッ...
その他

極寒の春。

氷点下19.2度街は真っ白な雪に埋もれている陽射しだけが、少し春めいているだろうかそんな、極寒の春暖かくなる日が待ち遠しくて、毎年、首が長くなりそうな時期であるさ、窓の結露を拭き終えたら、コーヒーれも淹れよう――   1日1回、応援のクリッ...
その他

家族であるが故の辛辣さ。

乳がんがわかって、これまでにないほど家族は心配してくれた「娘が死ぬかもしれない」と、泣いてくれた母会話がほとんどなかった父も、翌朝、「お前もごはん食べるか?」と聞いてきた朝食はいつも両親とは別だったにもかかわらず、そんな言葉ををかけてきたの...
その他

家族であるが故の辛辣さ。

乳がんがわかって、これまでにないほど家族は心配してくれた「娘が死ぬかもしれない」と、泣いてくれた母会話がほとんどなかった父も、翌朝、「お前もごはん食べるか?」と聞いてきた朝食はいつも両親とは別だったにもかかわらず、そんな言葉ををかけてきたの...
その他

春の嵐が去った朝は――。

朝、カーテンを開けると――窓には雪が降り積もっていたきのうは一日、春の嵐何十センチ積もっただろうこれでまた一歩、春が遠のく...そんな朝まずは、目覚めの一杯から――  青い空と  真っ白な雪のコントラストが眩しくて...   1日1回、応援...
その他

春の嵐が去った朝は――。

朝、カーテンを開けると――窓には雪が降り積もっていたきのうは一日、春の嵐何十センチ積もっただろうこれでまた一歩、春が遠のく...そんな朝まずは、目覚めの一杯から――  青い空と  真っ白な雪のコントラストが眩しくて...   1日1回、応援...
その他

マンモグラフィ検査の痛みの違い。

なにかと痛みが伴う“マンモグラフィ検査”痛みに個人差があるとはいえ、初めて受けたときは、「もう二度と受けたくない」そう強く思ったほど、衝撃的な痛みだった私が初めてマンモグラフィ検査を受けたのは、しこりをみつけて受診してから、さらに4年8か月...
その他

マンモグラフィ検査の痛みの違い。

なにかと痛みが伴う“マンモグラフィ検査”痛みに個人差があるとはいえ、初めて受けたときは、「もう二度と受けたくない」そう強く思ったほど、衝撃的な痛みだった私が初めてマンモグラフィ検査を受けたのは、しこりをみつけて受診してから、さらに4年8か月...
その他

黙々と、春の雪――。

黙々と雪が降る朝今日は40~50cm積もるらしい真冬より、3月、4月、ときには5月の“春の嵐”が実は一番怖い吹雪また、尊い命が失わなければいいが...さ、とりあえず、眠気覚ましのコーヒーでも淹れよう嗚呼、雪が斜めに降ってきた――  被害が出...
その他

“三次喫煙(残留受動喫煙・サードハンドスモーク)”

【三次喫煙】とは――   “残留受動喫煙”、   “サードハンドスモーク”ともいい、   たばこの火を消したあとの   残留物資(有害物質)のことで、    ○髪の毛や服に着いたたばこのにおい    ○誰かが喫煙したあとの、     部屋の...
その他

がん治療をすると、老化が早い?

“がん治療の代償”は、あまりにも多い  ※私の個人的な感想乳がんの場合は、化学療法にしてもホルモン療法にしても、“子どもが産めなくなる”という副作用がついてくる  ※これは私の場合   治療を経て出産をした人もいる“ホルモン療法”は、あえて...
その他

気分だけでも... ~SAKURA~

雪に埋もれた街未だ、氷点下20度に届きそうな朝が続き...あすから3月が、この街の春はまだまだ遠そうだそんな中、桜の差し入れをいただいた『桜のクッキー』少しだけ、春の匂いを感じて――   1日1回、応援のクリックお願いします       日...
その他

“乳房が大きい方が乳がんになりやすい”

あれは思春期私が中学一年生の頃だったクラスの女の子たちは胸がふっくらとしてくるなのに私は...そしてあるとき、母に言われた「おっぱいが大きい方が、 乳がんになりやすいんだよ」   ...慰めか?“乳がん”――“乳がん”なんてまだ考えたことも...