まさか自分がこの年齢で乳がんになるなんて
思ってもいなかった
中学1年生の時...
そう、いわゆる“思春期”
身体が発達してくる時期だ
私は一向におっぱいが大きくならないのに、
クラスの女子はどんどん成長してゆく
「おっぱいが大きい方が、
乳がんになりやすいんだよ」
母に言われた慰めにもならないその言葉は、
巷に流れていた都市伝説である
そんな私が乳がんになった
小っちゃいおっぱいの私が...
「がんになったら、死ぬ」と思っていた
が、それは違った
「がんになったら、抗がん剤をする」
そう思っていた
が、乳がんには化学療法以外に
“ホルモン療法”があることを知った
ほかにも治療薬がたくさんあって、
乳がん治療がどんどん進歩していることも知った
「早期にがんをみつければ、温存できる」とも
思っていた
が、早期であってもがんのタイプによっては
全摘になることも知った
ほかのがんは“5年が完治”と言われているのに、
乳がんは10年
※ほかのがんより進行が遅いため、
時間が経ってから再発する
なのに、
「15年経っても
20年経っても再発することがある」
という矛盾を知った
その後、
「乳がんの完治は20年」と、
言われるようになる
それでも、
23年経ってから再発した事例もある
もう、ほぼ一生だ
腋窩リンパ節郭清で、
一生腕に影響が残ることも当然知らなかった
治療で子どもが産めなくなることも
考えたことすらなかった
「がんは、命を奪うもの」――
そんなイメージしかなかった
が、今は違う
『がんとともに生きる』
そんな時代だ
治療しながらでも仕事ができ、
生活の質を維持しながら治療に臨める
がんになったから諦めることばかりではなく、
やりたいこと、
できることを
なんでも挑戦すればいい
そして私は今日、
きのうできあがった、
自作のネームのウエアを着て...
襟にはいつものように
ピンクリボンバッジ
背中にもピンクリボンをつけてみた
ピンクにピンクなので
ちょっと目立たない...
『乳がんをしても、
ボウリングができる』――
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Source: りかこの乳がん体験記
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