小児科

内科医

子供が便秘で痔?血がついた!(再掲載)

お母さまが、受診されるさいに、お子さまも一緒に診察を希望されることがあります🍀便秘に熱意を持って診療していらっしゃる小児外科(小児科)受診がベストかと思いますが、子持ち大腸肛門科医の私も少しでもお力になれればと思っています😊なぜなら、お子さ...
健康法

【武漢コロナ禍】RSウイルス感染症患者 急増 考

まぁ、、なんつーか、、主に子どもが感染し重症化するおそれもある、RSウイルス感染症の患者が、ことしは急増しています。新型コロナウイルスの対策にともなって、去年、感染が広がらなかった結果、多くの子どもが免疫を持っていないことが影響しているとみ...
医療機関

そう言えば、思い出したぞ。

うちのクリニックには、ドクターがもう一人いる。兵庫県丹波市の、県立柏原病院の副院長をされていた、産婦人科医の上田康夫先生だ。上田先生は、丹波市や丹波篠山市の、赤ちゃんを何人もとりあげてこられた。上田先生には、いつも感謝でいっぱいだ。丹波圏域...
内科医

毎月かぜをひきます。いつ「子どもの免疫不全」を疑いますか?

乳幼児は1年に平均6-8回、風邪をひく。小児の咳嗽診療ガイドライン2020 p108-109子どもはよく風邪をひきます。典型的な風邪の経過は、2-3日続く発熱と、2週間続く咳や鼻汁です。風邪が時々であれば、パパもママもそれほど心配しないでし...
内科医

「おでこでピッ」とする非接触型体温計より、ママの感覚のほうが優秀。

「おでこでピッ」とする体温計、使ったことがありますか?我が家にも、ガンタイプの体温計があります。子どもが学校や幼稚園に行く前に、必ず体温を測定しなければいけないからです。3人の子どもの体温を毎朝毎朝測るのはとても大変なので、「おでこでピッ」...
内科医

「コロワくん」が予想以上に使いやすかったという話。

AERA dot.様に、子どもの新型コロナワクチンについての記事を載せて頂きました。この記事は、アメリカ小児科学会の見解を参考に、日本の状況を勘案して書きました。2021年2月から医療従事者が、そして4月から高齢者が接種開始した新型コロナウ...
内科医

先天性水腎症グレード3。利尿レノグラムか排尿時膀胱尿道撮影か?

胎児エコーや、生まれてからのエコーで、赤ちゃんに水腎症が見つかることがあります。胎児エコーでは500人に1人が水腎症と言われます。生まれてからのエコーでは、1000人から2000人に1人が水腎症と言われます。小児先天性水腎症(腎盂尿管移行部...
内科医

【新生児】おしりの上に、えくぼみたいな凹みがあります。

赤ちゃんが生まれつき、おしりの上に小さな凹みを持っていることが時々あります。新生児の5%にみられます。Up to date: Closed spinal dysraphism: Clinical manifestations, diagno...
内科医

「赤ちゃんと子どもの病気・ホームケア辞典」の特徴。

不安に打ち勝つには、知識が必要です。子育て、子どもの病気、ホームケアについての知識です。知識があれば、不安が和らぎ、気持ちに余裕ができて、受診の効率・効果が上がります。そして、それはお子さんのために繋がります。【0‐6歳 最新版】ママとパパ...
内科医

「2020年版新生児蘇生法ガイドライン」の変更点11個に思うこと。

新生児蘇生法、NCPR。そのガイドラインが、2020年版にアップデートされます。2020年版の教科書も、2021年3月28日発売予定です。私も一足先に、2020ガイドラインのアップデートをしました。兵庫県立丹波医療センターのNCPR講習会は...
内科医

新型コロナウイルスの予防接種。ポリエチレングリコールのアレルギーとは?

新型コロナウイルスの予防接種。私も来週には接種します。世界的には2021年2月末時点で1億4千万人以上の人が接種されています。多くの人が新型コロナウイルスの予防接種を受けるにつれ、アレルギーのリスクについても分かってきました。日本アレルギー...
内科医

魚アレルギーは治りますか?

魚アレルギーが治りにくいことは、アレルギー科医の中では有名です。今回は、魚アレルギーは治るのかどうかについて書きます。魚アレルギーの有病率負荷試験で確実に確かめられた魚アレルギーの有病率は0.3%未満です。Prevalence of fis...
内科医

「凸型肛門」という業界用語~そういう形なんです~

おかげさまで次男の骨折は、入院や手術ではなく保存的に様子をみることとなりました🙆近くのクリニックから地元の社会保険病院を紹介され受診したら、なんと以前、新大久保の社保で大変お世話になった放射線技師さん2人がレントゲン室から出てきてびっくり👀...
内科医

第115回医師国家試験から、小児科の実際の臨床現場に繋がる14問をピックアップ。

2021年2月6日、7日に第115回医師国家試験がありました。受験した人は、たいへんお疲れさまでした。医師国家試験というのは、医師になるためには通らなければならない関門です。いっぽうで、医師になってからも実際に臨床に役立つ知識でもあります。...
内科医

大麦アレルギーの特徴と、血液検査の有用性について。

大麦アレルギーについての情報が、なかなかないです。pubmedで「Barley Allergy」と検索してみても、ほとんどHITしません。大麦アレルギーについて分かっていることは、ほとんどありません!私がアレルギー外来で遭遇する大麦アレルギ...
内科医

「アセトン血性嘔吐症」のイメージ。自家中毒という言葉を使いますか?

「アセトン血性嘔吐症」という言葉を聞いたことがありますか?7歳の男児。腹痛、頻回の嘔吐および全身倦怠感を主訴に母親に連れられて来院した。この数日間、運動会の練習があり易疲労感を訴えていた。昨夜はほとんど食事をとらずに就寝した。今朝から腹痛と...
内科医

PFAPAにステロイド。発熱間隔が短縮するエビデンスは?

PFAPA。毎月のように高熱が出るのが特徴で、小児科医であればおそらく全員が知っている病気です。「周期性発熱・アフタ性口内炎・咽頭炎・頚部リンパ節炎症候群」とも言いますが、すごく長いので略してPFAPAと呼びます。Periodic feve...
健康法

【武漢コロナ禍】中国ワクチン世界最恐らしい件

⬜️ 中国のワクチンについて、上海の著名な医師が「世界で最も安全ではないワクチンになる恐れがある」とネットに投稿し、批判が殺到当局は春節までに5000万人への接種を行う方針。他国のワクチンにも言える事だけど、一年未満で完成したワクチンを打つ...
内科医

亜鉛は子どもの下痢に有効ですか?

前回、亜鉛が風邪に効くのかについて書きました。牡蠣30個を口の中でずっとモグモグしておくことは無理だと書きました。亜鉛は風邪に効きますか?一小児科医として思うこと。2020年12月30日今回は、亜鉛が下痢に有効かについて書きます。亜鉛は下痢...
内科医

亜鉛は風邪に効きますか?一小児科医として思うこと。

車での通勤時間が長くなって、ラジオを聴く機会が増えました。2020年12月28日の朝、ABCラジオで道場洋三さんの番組を聞いていましたら、「亜鉛で肌が潤う。牡蠣を食べるのがいい」という内容がありました。亜鉛。時々、医療界でも話題になります。...
内科医

開業するんですか?

ブログを頻回に更新するようになってから、よく「開業するんですか?」と聞かれるようになりました。そう見えますかね?ブログを再開し始めたのは、伝えたいことがありすぎて、外来の診察時間の間には全てをご説明しきれないっていうのが大きな理由です↓過去...
内科医

小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020の追加要素をピックアップ。

小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020が出ましたね。前回が2017でしたので、3年ぶりの改訂です。3年前に2017が出たときも、何が変わったのかについてブログに書きました。小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017の変更8つ。201...
内科医

卒乳・断乳の違いは? 時期は? 補完食って? 一小児科医の私見。

卒乳、断乳。小児科医をしていると、よく相談されます。今回は、卒乳・断乳について私がどう答えているのか、という経験的なお話です。卒乳と断乳の違い大人の都合で授乳をやめるのが断乳、子どもが主導でやめるのが卒乳というのでしょうか。先生はどう思われ...
内科医

とびひ(伝染性膿痂疹)のホームケア。消毒液は有効ですか?

この夏、たくさんの「とびひ」を診ました。アトピー性皮膚炎の子どもをたくさん診ているためだと思います。「とびひ」は、医学用語でいうと「伝染性膿痂疹」といいます。夏の小児科外来ではよくある病気です。今回は、とびひの治療について、病院でできる治療...
内科医

AHA心肺蘇生と救急心血管治療に関するガイドライン2020まとめ

アメリカ心臓協会(AHA)は最新の科学をもとに適切な救命処置法を提供しています。その内容は5年ごとに改訂されています。小児の二次救命処置で、2010年から2015年に変更された点はこちらにまとめました。PALSプロバイダーマニュアル2015...