内科医 小児科ファーストタッチ電子版の魅力。 小児科ファーストタッチには通常の紙版のほかに、実は電子版もあります。 著者からすると、紙版を買ってもらったほうが、累計何部とか、何刷されたかとか、嬉しい要素があります。 「重版出来!」というのは電子版にはありませんから。 でも、ユーザーから... 2020.04.08 内科医
医療機関 『医療崩壊』を防ぐには。 コロナの感染者数は、日毎に増えている。このままでは、『医療崩壊』のリスクが、ある。連日マスコミも報じている。『医療崩壊』このフレーズに聞き覚えがあった。タナカがクリニックを開業する前の老健専任医時代。2007年に兵庫県丹波圏域小児医療が『医... 2020.04.05 医療機関
内科医 小児科医から見たゾフルーザの注意点。 2020年3月から始まっている質問コーナー。 今回は3回目です。 インフルエンザ症例にゾフルーザを使用する予定です。 処方に当たり、患者の年齢ごとの注意点や、有効性・安全性に関する情報等を確認しておきたいので教えてください。 ゾフルーザを使... 2020.03.29 内科医
内科医 漢方医学から解析したコロナウイルス発熱症状 次はコロナウイルス感染症での発熱症状に対しての視点を話したいと思います。現代医学では炎症があれば発熱症状を来す!という様な考え方です。一方の漢方医学では、血液検査で炎症反応がなくても発熱症状があるときも多いと断言できます。発熱が取れないとい... 2020.03.18 内科医
内科医 10歳、40㎏の児童へのタミフルの投与量は? このような質問を頂きました。 「10歳で体重40㎏を超えている児童への、タミフルの投与量に悩みます。経験がある先生の考えを教えてください」 タミフル、一般名オセルタミビルは1日4mg/kg投与する薬です。 たとえば1歳、10kgの子どもには... 2020.03.18 内科医
健康法 【武漢コロナ】イブプロフェンが悪化させる情報はフェイクなのか?【フランス】 【武漢コロナ】イブプロフェンが悪化させる情報はフェイクなのか?【フランス】フランスの保健相が発表した、イブプロフェンが武漢コロナを悪化させるという情報。ウィーン大学が否定して、、世界的な議論になっています。 喘息疾患持ちでコロナに感染した方... 2020.03.17 健康法
その他 米国での感染症エピデミックとホメオパシー追放とインドでの発展 「風邪が治る」とはどういうことでしょうか?一般的な風邪はコロナウイルスやライノウイルスなどのウイルス感染によるものです。ウイルスは体内に入ると、気道粘膜で増殖します。これに伴って身体はこのウイルスを排除して治そうとするために発熱、鼻水、痰、... 2020.03.07 その他
内科医 2020年春から医師となる人へ。第114回医師国家試験の小児科医視点。 4月になると、1年目の医師となった先生たちが病院にやってきます。 彼らがどのような勉強をしてきたのかを知ることは、彼らを教育する立場からすると重要です。 医師国家試験では、彼らの知識が試されます。 つまり、国家試験の問題をチェックすることで... 2020.02.22 内科医
内科医 アレルギー専門医試験を振り返る:②食物アレルギー。 2020年のアレルギー専門医試験を振り返るコーナー。 第2回は食物アレルギーについてです。 食物アレルゲン ピーナッツ Ara h 2。 オレンジ Cit s 3。 リンゴ Mal d 4。 Mal d 1は花粉症と関連する花粉食物アレルギ... 2020.02.05 内科医
内科医 2019年を振り返って。できたこと、頑張ったこと。 2020年はまだ雪が降らない丹波市です。 去年の今頃は降ってたはず、と写真を見返してみると、やっぱり降ってました。 旧柏原病院からの景色で、遠い過去のようです。 2019年は本当にいろいろありました。 今回は、2019年をまとめておきます。... 2020.01.19 内科医
内科医 伝染性軟属腫の総説:治療選択肢とその効果。 みずいぼ、という皮膚の病気があります。 正式には「伝染性軟属腫」といいます。 私は伝染性軟属腫に対して、液体窒素による凍結療法を積極的に行っています。 印象として、凍結療法は安全でかつ効果的だと感じています。 しかし、伝染性軟属腫に対してど... 2020.01.15 内科医
その他ドクター 2019年オススメ本のまとめ 月一回アップしている書評記事「皮膚科医の読書記録」の中から★4以上の本をまとめました。 ★5 密室殺人ゲーム王手飛車取り 密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫) created byRinker 講談社 Amazonから探す 楽天から探... 2020.01.01 その他ドクター
内科医 救急外来での頭痛診療について思うところ。 病院側への賠償命令確定 救急搬送、帰宅後に死亡 頭痛を訴えて長野県波田町(現松本市)の町立病院に救急搬送された男子生徒(当時13歳)が帰宅直後に死亡したのは、担当医が必要な検査を怠ったためだとして、横浜市の母親が病院側に計約7170万円の損... 2019.12.09 内科医
その他ドクター 研修医と吉本芸人の共通点 ご無沙汰しています。後期研修医のび太(@resident_nobita)です。 4月から某地方病院にて小児科修練医として働いております。初期研修とは比べ物にならないハードな日々で、ブログ更新が遅れてお ... Copyright © 201... 2019.10.21 その他ドクター
内科医 生後3か月未満の発熱における検査プラン。髄液検査は必要か? 皆さんは、生後3か月未満の発熱をどうしていますか? というのも、最近どうも新生児から生後1、2か月の発熱によく遭遇するのです。 保護者目線だと「病院に相談します」という対応で私は良いと思います。 いっぽうで、医療者目線だと「どのような検査プ... 2019.09.15 内科医
内科医 「頭重」をどう読みますか? 父は軽蔑もあらわに、 「湯桶読みじゃないか、恥かしい」 と、言った。 江國香織 とるにたらないものもの ヨーグルト 兵庫県立丹波医療センターの小児科には、海外の医師が働いています。 英語について教わることも多いですが、日本語について教えるこ... 2019.07.17 内科医
内科医 生後3か月、便に血のようなものが混じっていて心配です。 赤ちゃんを診察していると、血便に対する相談を時々受けます。 今回は、生後6か月未満の血便について書きます。 まず確認すること 母乳メインか粉ミルクメインかを確認しましょう。 また、体重の推移も確認しましょう。 母乳メインであれば、リンパ濾胞... 2019.07.04 内科医
内科医 Centor criteriaは小児の溶連菌診療に有用ですか? 当院小児科では、研修医の先生にもできるだけ小児科外来を経験して欲しいと考え、その機会を提供しています。 研修医の先生が診察している様子を指導医がそっと見守るという方針です。 その中で、こんなやりとりがありました。 研修医「ウイルス性の上気道... 2019.06.27 内科医
内科医 小児科ファーストタッチの「こだわり」7つ。 娘に出版記念パーティーを開いてもらえました。 嬉しいことに、チョコプレートを食べてもいい権利がもらえました。 (いつもチョコプレートは子どもに食べられる) 出版から1か月たって、環境的にも心情的にも落ち着いてきました。 そこで今回は、ちょっ... 2019.05.14 内科医
内科医 感想文:小児感染症のトリセツREMAKE。 2019年5月。 平成から令和に変わりました。 私の住んでいる篠山市も、日を同じくして「丹波篠山市」という名称に変わりました。 私自身も変わらなければと思って、このゴールデンウィーク中に一つの目標を立てました。 それが「小児感染症のトリセツ... 2019.05.02 内科医
内科医 子連れ学会参加で気づいたこと2つ。 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。 紀貫之 土佐日記で始まりましたが、今回は子連れ学会参加の日記です。 場所も土佐ではなく加賀なので、加賀日記というべきでしょう。 子連れ学会参加というのは、子どもを連れて学会に行くことで... 2019.04.25 内科医
内科医 抗菌薬を減らすために。小児科医が薬剤師に期待する疑義照会。 兵庫県薬剤師会から要請を頂き、薬剤師さま向けに講演をしました。 薬剤師のための基本的臨床医学知識シリーズ・小児科① 『小児科ファーストタッチ・抗菌薬の使い方』 今回は、その内容の備忘録です。 講演時間は1時間でしたので、なかなかボリュームの... 2019.04.14 内科医
その他ドクター 100均で遭遇した神聖なる生き物 アロ~ハ☆今日も元気なデルぽんで~す☆デルぽん100円ショップは会社を問わず大好きなんだけどねー!!こないだ仕事帰りに寄ったダ●ソーで、奇跡の生き物に遭遇したから漫画にしたよ!どうぞ~~!!!!!新種の小型犬の鳴き声かと思ったら赤ちゃんのし... 2019.04.10 その他ドクター
内科医 「遅延抗菌薬戦略」は抗菌薬処方を減らすか? 「抗菌薬の使い方」シリーズも今回で5回目です。 第1回「抗菌薬で化膿性鼻炎(色がついた鼻水の出るかぜ)は改善するか?」 鼻水が黄色や緑色のときは抗菌薬が効きますか?2019.03.19 第2回「抗菌薬で中耳炎や肺炎を予防できるか?」 抗菌薬... 2019.04.04 内科医
内科医 血液検査のCRPは抗菌薬を減らしますか? 「どうしたら抗菌薬処方を減らせるのだろう」 という薬剤師さんたちの願いで、始めた「抗菌薬の使い方」シリーズ。 今回が4回目です。 抗菌薬で化膿性鼻炎(色がついた鼻水の出るかぜ)は改善するか? 抗菌薬で中耳炎や肺炎を予防できるか? 抗菌薬処方... 2019.04.02 内科医