膠原病科

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関節リウマチ EULARリコメンデーション 生物学的製剤

関節リウマチのEULARリコメンデーション2016のPhase II以降についてです。生物学的製剤 Source: リウマチ膠原病科医の伝えたいこと
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関節リウマチ EULARリコメンデーション

関節リウマチ EULARリコメンデーション Source: リウマチ膠原病科医の伝えたいこと
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関節リウマチ デノスマブ

関節リウマチの関節保護目的にデノスマブ(プラリア)も使用することが近年できるようになりました。エビデンスとしては以下です。まずRAの血中RANKL濃度は高値です。(Arthritis Rheum. 2002 Jul;46(7):1744-5...
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関節リウマチ ステロイド 量

関節リウマチの関節炎治療におけるステロイドの量についてです。 Source: リウマチ膠原病科医の伝えたいこと
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関節リウマチ ステロイド

関節リウマチの関節炎の治療としてステロイドを使うことがあります。特に近年のヨーロッパのRAのガイドラインではステロイドを初期に使うこと!となっています。日本でも初期の短期間の投与が増えてくるかもしれません。 Source: リウマチ膠原病科...
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バリシチニブ 関節リウマチ エビデンス

バリシチニブの関節リウマチに対するエビデンスについてまとめてみました。  RA-BEGIN(Arthritis Rheumatol. 2017 Mar;69(3):506-517.)   DMARDs未使用   MTX vs バリシチニブ ...
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バリシチニブ 関節リウマチ

バリシチニブは関節リウマチへの第二のJAK阻害薬として2017年7月に承認されました。適応については全例市販後調査の為の使用ガイドラインでは、 MTX > 8 mg/wを3ヶ月以上でもコントロール不良  圧痛関節 ≧ 6、腫脹関節 ≧ 6、...
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バリシチニブ

バリシチニブはトファシチニブと並ぶJAK阻害薬の一つです。ただし全く同じではなく、バリシチニブはJAK 1/2の阻害薬です。gp130ファミリー分子(IL-6、IL-20、IL-22など)シグナルとII型IFNシグナルを阻害するとされていま...
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トファシチニブ 併用薬

トファシチニブを使うときは併用薬で注意すべきものがあります。それはCYP3A4に関わるものです。具体的には以下の通りです。  グレープフルーツ  薬剤   代謝阻害効果あり→併用の場合は5 mg/dayに減量も    マクロライド    ノ...
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トファシチニブ 副作用

トファシチニブの副作用についてです。上気道感染など感染症がやはり多い印象です。重大な副作用は6%程度と言われています。しかし、80歳以上、感染症 (帯状疱疹を含む)・間質性肺炎の既往、間質性肺炎合併、糖尿病、RA class 4、PSL 5...
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トファシチニブ 関節リウマチ エビデンス

トファシチニブの関節リウマチに対するエビデンスについてです。ORAL studyシリーズです。バイオは皮下注射や点滴でしたから、経口投与に戻るという意味のoralなのでしょうか。印象深い名前です。  ORAL scan(Arthritis ...
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トファシチニブ 関節リウマチ

トファシチニブの関節リウマチに対する使い方についてはトファシチニブ使用ガイドラインが策定されていますので一読してください。①MTX投与が難しい場合は原則投与しない。②疼痛関節6以上、腫脹関節6以上、 CRP 2以上 or ESR 28 mm...
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トファシチニブ 薬物動態

トファシチニブの薬物動態についてです。半減期は3時間ととても短いです。代謝は7割が肝臓で行われます。主にCYP3A4で代謝され、一部はCYP2C19で代謝を受けます。TOFの3割は腎排泄です。ですから禁忌事項に重度の肝機能障害という項目が入...
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トファシチニブ

トファシチニブはJAK阻害薬の一つです。JAK 1/3の阻害薬です。JAK1はそもそもは狙ってなかったようです。作用機序は→CD4陽性細胞の活性化が弱くなるIL-2, 4, 7, 15, 21の下流!IFNγ、IL-6、12、23、Epoや...
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JAK阻害薬

JAK阻害薬はとても新しいお薬です。tsDMARDsに分類されています。IL-2, 4, 7, 9, 15, 21のシグナル伝達でヤヌスキナーゼ(JAK)というリン酸化酵素が共通して下流にあるためJAK阻害薬が開発されたそうです。JAKには...
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生物学的製剤 効果不十分

生物学的製剤だって完璧な薬ではありません。当然効かないこともあるのです。効果不十分と言います。無効の場合の対応は以下の通りではないでしょうか。(Nat Rev Rheumatol. 2015 May;11(5):276-89.も参考にしてく...
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生物学的製剤 選択

生物学的製剤の選択は特に決まったものはありません。医療経済的には何かしらのバイオマーカーを決めて使う前からどのバイオが効きそうかある程度評価できる方が望ましいです。しかしそれが今のところ見つかっていないために最初の様な結論になります。とはい...
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生物学的製剤 導入前 検査

生物学的製剤の導入前の検査は忘れることがないようにしたいですね。開業医の先生のところでスクリーニングが不十分もしくは忘れられていて大変な状態になって送られてくるケースもないことはないですから。自分のバイオ導入時のテンプレートです。 アレルギ...
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アバタセプト 使い方

アバタセプトの関節リウマチに対する使い方です。 点滴  体重60 kg未満では500 mg  体重60-100 kgでは750 mg  体重100 kg以上では1000 mg  以上を30分かけて点滴  初回(0週目)→2週間後(2週目)→...
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アバタセプト 関節リウマチ

アバタセプトの関節リウマチの治療で用いた時のエビデンスです。 IM101-100(Mod Rheumatol. 2013 Mar;23(2):226-35.) IM101-071(N Engl J Med. 2003 Nov 13;349(...
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アバタセプト 薬物動態

アバタセプトの薬物動態についてです。T細胞の増殖阻害(in vitro)は0.3 μg/mL以上でおこると言われています。繰り返し投与しても薬剤の蓄積は見られません。(Acta Pharmacol Sin 2009 Mar 30(3): 3...
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アバタセプト

アバタセプトはオレンシアという商品で販売されています。構造はCTLA-4とIgG1のFc融合蛋白です。ですから機序としては以下のように考えられています。抗原提示細胞のCD80/86に結合し、共刺激シグナルが阻害されます。このためT細胞の活性...